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夢の心351
私が臆病風を思い浮かべると、直ぐ様白い闇が責めて来た。
私が責め苦に対する恐怖感を思い浮かべた途端直ぐ様夢の迷路が白い闇と化し、私の視界を奪い去り責めて来た。
白い闇が蠢き言葉を発し責め立てて来る。
「貴様の存在などバラバラにしてくれるわ」
私は逃げ出したい気持ちを何とか踏ん張り叱咤激励して喚いた。
「うるさい、出来るものならばやってみろ!」
白い闇がうそぶく。
「ガタガタ震えているくせに大きな口を叩くな、腐れ外道め」
私は瞬きを繰り返し、体の震えを抑えて喚き散らした。
「うるさい、俺は負けない、貴様などに負けて堪るものか!」




