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夢の迷路  作者: 岩本翔
343/437

夢の心343

「だが孤独と不安に苛まれるよりは、責め苦の方がまだ増しじゃないか?」と私は自問自答を繰り返す。

私の内部で自問自答が推移展開して行く。


「黒い闇の快楽になるという事は、絶対の孤独を手にする事と同義であり、さっきお前はそぞろ寂しさを感じたのだが、寂しくはないのか?」


間を置き私は答えた。


「寂しくないと言ったら嘘になるだろう┅」


「寂しいならば女性の言葉に従い、生き返る事を考えてみたらどうだ?」


「生き返ったとて、無間地獄の責め苦が待っているだけじゃないか┅」


「それでも孤独で寂しいよりは増しではないか?」


「確かに孤独感はなくなるが、責め苦は収まらないではないか┅」


「だが孤独と不安に苛まれるよりは、責め苦の方がまだ増しじゃないか?」

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