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夢の迷路  作者: 岩本翔
336/437

夢の心336

「夢の迷路の責め苦に会いながら、貴方は確信を得たのですか?」女性が問いかけて来た。

私は続けた。


「死ぬは全ての解放だからこそ僕は自殺したのだと思うんだ」


女性が言った。


「でも貴方にはその記憶がないのだから、確信は持てませんよね?」


私は息をつき反論した。


「いや、これまでの流れを鑑みても、間違いなく僕の本心は黒い闇の快楽になる事に尽きると思う」


女性が言った。


「夢の迷路の責め苦に会いながら、貴方は確信を得たのですか?」


私は恭しく頷き答えた。


「そうだ」


女性が言った。


「でもここは夢の迷路であり、貴方の思い通りには行かないのではありませんか?」

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