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夢の迷路  作者: 岩本翔
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夢の心327

「そうだ、この世界は矛盾不条理、理不尽である事が真実じゃないか┅」と私は言った。

女性が言った。


「生き返って、改心して、家族と共に再び歩む気持ちにはなれませんか?」


私は再度沈思黙考してから答えた。


「この混沌とした世界では何が真実で何が嘘なのかも一切不明だしな。そう考えると、今の僕の心こそが真の無意識たる本心だと僕は感じるのだ。だから僕はこの本心たる黒い闇の快楽になるしか道はないと思うのだ┅」


女性が言った。


「ならば貴方の今現在持ち合わせている心こそが無意識の真の要求であり、真逆に私達の声は表層意識たる世俗的世間を代弁する、誘惑騙しであると貴方は言いたいのですか?」


私は答えた。


「そうだ、この世間は矛盾不条理、理不尽である事が真実じゃないか┅」



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