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夢の迷路  作者: 岩本翔
318/437

夢の心318

「家族愛は快楽が全てではありません」と女性が言った。

女性が言った。


「私は尽きせぬ快楽の中に愛を見出だす事は出来ないと言っているのです」


私はむきになって反論した。


「それも偏見じゃないか。尽きせぬ快楽だからこそ、その果てに愛を見出だす事は出来ると僕は思う。第一」


女性が尋ねて来た。


「第一?」


私は答えた。


「第一家族愛の中でも、ストレス解消の為に家族は金を遣い快楽を求め、そう考えると、快楽こそが幸せの原動力となり、家族に幸せを与えているじゃないか」


女性が言った。


「家族愛と自分自身が求める快楽をごたまぜにしないで下さい。貴方が求めているのは快楽至上主義的な逆ユートピアなのではありませんか?」


私は頷き答えた。


「そうだ。尽きせぬ快楽にだって救いはあると僕は断じて思うのだが、違うのか?」


女性が言った。


「家族愛は快楽が全てではありません」

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