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夢の迷路  作者: 岩本翔
312/437

夢の心312

「私を信じられない半信半疑の気持ちだからこそ、苦しみから逃げてしまうのですか?」と女性が尋ねて来た。

私は反論した。


「と言うか、僕は君に裏切られ続け、君の言葉が信じられないのは言わば当然じゃないか?」


女性が言った。


「貴方は私を信じられないから逃げてばかりいるのですか?」


私は首を振り答えた。


「いや、これも重ねて言えば、辛く苦しい事から逃げるのは当たり前の事だし┅」


女性が言った。


「私を信じられない半信半疑の気持ちだからこそ、苦しみから逃げてしまうのですか?」


私は頷き答えた。


「それはそうだ」


女性が言った。


「私を信じて下さい。ここまで来て助かる道はそれしかないのだから┅」

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