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夢の迷路  作者: 岩本翔
289/437

夢の心289

私は黒い闇の快楽になりたい事をひた隠し答えた。

息を抜き私は言った。


「だからこの世界では死ぬ事と眠る事が同一視されているのか┅」


妻が薄ら笑いを浮かべて言った。


「そんなの常識じゃない。だから貴方は死んで狂った夢を見て甦ったからこそ、発狂したのよ」


私は戸惑い混乱するのを抑えて言った。


「僕はその時空間を自分の意思で調節出来ないのか?」


妻が一蹴するように言った。


「貴方が見聞きした夢でもそうでしょう。そんなの出来るわけないじゃない!」


私はため息をつき答えた。


「それはそうだよな。時空間概念は絶対のものだしな┅」


妻が疑い深い目付きをして尋ねて来た。


「仮にそれが出来るとして、貴方は何がしたいわけ?」


私は黒い闇の快楽になりたい事をひた隠し答えた。


「心を正して君達家族と暮らしたいのさ┅」


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