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夢の迷路  作者: 岩本翔
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夢の心269

「だから僕の本心は永遠の快楽を求めて、ひたすら黒い闇と同化するのを願っているのさ」と私は言った。

私は続けた。


「そしてこの迷路が示す僕の現実は、僕が黒い闇の快楽を求めてひたすら逃げているのとマッチングしていると思うのだ」


女性が間を置き尋ねて来た。


「何が言いたいのですか?」


私は答えた。


「だから僕の本心は自我崩壊を最終的に望んでいると思うのだ。それに付け加えて┅」


女性が再度尋ねて来た。


「それに付け加えて何ですか?」


私は答えた。


「それに付け加えて僕は現実でも辛い現実から逃げて自殺したのは、間違いない事実だと思うのだ」


女性が否定した。


「ならば何故貴方はこの迷路でさ迷っているのですか?」


私は答えた。


「だから僕は永遠の快楽を求めて、黒い闇と同化するのを願っているのさ」



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