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夢の迷路  作者: 岩本翔
254/437

夢の心254

「僕は自分の罪から逃れる為に自ら死を選んだのか?」と改めて尋ねた。

私は改めて尋ねた。


「僕は自分の罪から逃れる為に自ら死を選んだのか?」


女性が答えた。


「そうです、貴方は自分自身の犯した罪の重さに耐え切れず死に逃げたのです」


私は震えながら尋ねた。


「でも僕は本当に何も覚えていないのだ┅」


女性が答えた。


「だから貴方は生死の境をさ迷って尚、自身の犯した罪を認めたくないが為に全て忘却して逃げているのです」


私は尋ねた。


「自身の犯した罪を認めたくないから、僕は何も思い出せなくなっているのか?」


女性が答えた。


「そうです」


私はわななく震えを抑えて言った。


「でも本当に忘れているのだから、罪を認めようにも認められないてはないか?」


女性が答えた。


「だから貴方の心自身である、この迷路が貴方を苦しめて、それを思い出させようとしているのです」


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