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夢の心247
「だから思い出すしかないのです」と女性がおもむろに言った。
女性が言った。
「それをこの夢の迷路で思い出せるかどうかが貴方の生死を分かつのです」
私は顔をしかめ言った。
「思い出せなければ僕は死ぬのか?!」
女性が答えた。
「ええ」
私は戸惑いうろたえ言った。
「僕は死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない!」
女性が言った。
「死にたくなければ思い出すしかないのです」
私は混乱して喚いた。
「ここまで思い出せないのだから、もう僕は死ぬしかないのだ!」
女性がおもむろに言った。
「ですから思い出すしか道はないのです」




