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夢の心235
私が泣き叫んでも責め苛む無数の声は止まない。
私が泣き叫んでも責め苛む無数の声は止まない。
「お前は偽善者でしかない。善き父親を演じて、子供を出しに使って妻の実家から金を引っ張り、愛人と快楽三昧の腐れ外道が貴様なのだ」
「人を蔑み騙し陥れて、快楽三昧愛人とねんごろとなって、奥さんに憐れみ一つかけない腐れ外道が貴方なのよ」
私の子供が重複して加わり言った。
「お前はその愛人にも飽きて棄てようとしていたのだが、ママにばれて、実家に知られるのを恐れ自殺未遂をした後、卑怯にも狂気に逃げて、被害者になったのだ。卑怯者め」
無数の子供達が声を揃えて責めで来た。
「人の悲しみなど分からない腐れ外道、死ね、腐れ外道死ね、腐れ外道死ね、腐れ外道死ね、腐れ外道死ね、腐れ外道死ね、腐れ外道死ね、死んでしまえ!」




