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夢の迷路  作者: 岩本翔
206/437

夢の心206

「腐れ外道!」と子供達が喚いた。

子供達が口を揃えて言った。


「そうだ、そうだ、罪の償いをしろ!」


私はどぎまぎしながら言った。


「君達は僕を優しい父親だと言っていたじゃないか?」


子供達が言った。


「私達はそんな話ししていないぞ、夢の話しをするな、腐れ外道」


私は目を剥き言った。


「腐れ外道?」


子供達が嘲笑い言った。


「そうだ、お前なんか腐れ外道以下じゃないか?」


私は言った。 


「君達は僕の子供じゃない」


妻が言った。


「ならば誰の子供なの、私が浮気したと言うの、貴方じゃあるまいし」


追い詰められ、私は涙ぐみ言った。


「僕は何も覚えていない、だから何も悪い事はしていない┅」


妻が言った。


「だから悔しかったらその証明をしなさいよ」


私は顎を引き答えた。


「分かった」


子供達が言った。


「そんなの出来るものか、腐れ外道に!」







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