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夢の心200
「どちらなのだ!」と私は狂おしく叫んだ。
次の瞬間私は妻のいるリビングにいて、妻と対峙していた。
捻れ逆転した妻としての女性が言った。
「貴方なんかもっと苦しんで死ねばいいのよ」
私は狂ったように笑い言った。
「やはり君は僕を殺そうとしていたのか!」
女性としての妻が言った。
「いいえ、違います」
直後に妻としての女性が言った。
「そうよ、貴方なんか死ねばいいのよ」
私は狂おしく叫んだ。
「どちらなのだ!」
女性として妻が言った。
「私を信じて下さい」
妻としての女性が言った。
「貴方なんか滅びてしまいなさい」




