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夢の迷路  作者: 岩本翔
199/437

夢の心199

「ふざけるな、幻覚なんかじゃない!」と私は狂ったように叫んだ。

女性が動じることなく言った。


「私はそんな事は言っていません。貴方は夢の迷路の幻覚を見ているだけなのです」


私は畳み掛けるように喚いた。


「僕は家族に会ったが家族愛になんか目覚めなかった、それどころか君は僕を苦しめ殺そうとしたじゃないか、それを幻覚だと言うのか?!」


女性が答えた。


「そうです、貴方は全て苦しむ為の幻覚を見たのです」


私は叫んだ。


「幻覚ではない、君は最初から君としての妻で僕を陥れ、苦しめ殺そうとしているのだ!」


女性が言った。


「そんな事はありません。全て幻覚です」


私は再度狂ったように叫んだ。


「ふざけるな、幻覚なんかじゃない!」





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