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夢の迷路  作者: 岩本翔
195/437

夢の心195

「その証拠を見せて見ろ!」と私は喚いた。

私は尋ねた。


「ならば君の望みは何なのだ?」


妻としての鋭い目付きをしたまま女性が答えた。


「私の望みは貴方が家族愛に目覚めることであり、変わりません」


私は言った。


「でもその望み故に君は僕を苦しめるのだろう?」


女性が肯定した。


「それはそうなります」


私はここぞとばかりに再度喚いた。


「それが君の妻たる証拠じゃないか?!」


女性が答えた。


「いえ、私は貴方の妻ではありません」


私は喚き散らした。


「君が首謀者だ。違うと言うならばその証拠を見せて見ろ?!」

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