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夢の心195
「その証拠を見せて見ろ!」と私は喚いた。
私は尋ねた。
「ならば君の望みは何なのだ?」
妻としての鋭い目付きをしたまま女性が答えた。
「私の望みは貴方が家族愛に目覚めることであり、変わりません」
私は言った。
「でもその望み故に君は僕を苦しめるのだろう?」
女性が肯定した。
「それはそうなります」
私はここぞとばかりに再度喚いた。
「それが君の妻たる証拠じゃないか?!」
女性が答えた。
「いえ、私は貴方の妻ではありません」
私は喚き散らした。
「君が首謀者だ。違うと言うならばその証拠を見せて見ろ?!」




