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夢の迷路  作者: 岩本翔
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夢の心194

「ですから私は貴方の別世界の事はぼうようとしていて読み取れないのです」と女性が言った。

私は喚き続けた。


「僕が知っている妻がいる世界は現実世界なのか、夢の迷路なのか、どちらなのだ?!」


女性が答えた。


「それは分かりません」


私は苛立たしく喚いた。


「何故分からないのだ?」


女性が答えた。


「ですから、私は貴方の別角度の世界が何なのかを判別する事は出来ないのです」


私は苛立たしく尋ねた。


「読み取れないのか?」


女性が言った。


「そうです。ぼうようとしていて読み取れません」


私は改めて尋尋ねた。


「ぼうようとして読めないが、君は妻としての君自身なのだろう?」


女性が答えた。


「分かりません」

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