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夢の迷路  作者: 岩本翔
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夢の心191

「子供達は偽善者よろしく演技をしているのですよ」と女性としての妻が言った。

私は深呼吸してから言った。


「それが理不尽で矛盾した不条理な夢の迷路の真実じゃないか?」


女性が言った。


「貴方はあくまでも自分が良い父親であり、良い夫だったと言い張るのですか?」


私は肯定した。


「そうだ。僕は君達に謂われない不倫の罪を着せられ追い詰められて自殺未遂をしたからこその、子供達の反応じゃないか?」


女性が言った。


「子供達は偽善者よろしく演技をしているのですよ」


私は女性を詰るように指差し喚いた。


「聞き捨てならないな、今の言葉は妻が言った言葉であり、君が妻であり、妻が君である事を認めた言葉だぞ」


女性としての妻が否定した。


「私は私です」

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