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夢の迷路  作者: 岩本翔
189/437

夢の心189

「不倫の責任逃れさ」と私は女性に言った。

女性としての妻が言った。


「でももし私が貴方の愛人ならば何故貴方に家族愛を説いているのですか?」


私は答えた。


「不倫の責任逃れじゃないか?」


女性が顔をしかめ反論した。


「でも私は貴方の妻としての愛人ならば、逃げる謂われはないですよね?」


私は答えた。


「ここは夢の迷路だし、君達悪魔は何だってありじゃないか?」


女性が言った。


「逆だと思います。貴方が不倫をしていたならば、貴方が悪魔なのではありませんか?」


私は強く言った。


「いや、僕は何も覚えていないから、不倫などするわけがないさ」

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