表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢の迷路  作者: 岩本翔
16/437

夢の心16

「助けてくれ!」と私は叫んだ。

唐突に幼い頃の水遊びの情景が脳裏に浮かび、私はそのまま溺れた。

水など一滴もない交差点で私は息苦しさにあえぎ、転倒して転々とする。

私は叫んだ。

「助けてくれ!」

だが通行人はそんな私を見ても見向きもしない。

私は息苦しさに再度叫んだ。

「おい、誰か助けてくれ↓死んでしまう!」

すかさず女性が言った。

「大丈夫です、貴方は水の中にいませんから‼」

僕はあえぎ叫んだ。

「苦しい、助けてくれ!」

「大丈夫です、貴方は水の中にいませんから、その苦しみは錯覚なのです!」

私は再度叫んだ。

「助けてくれ!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ