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夢の迷路  作者: 岩本翔
149/437

夢の心149

「ならば何故貴方は不測の事態に巻き込まれて、苦しんでいるのですか?」と女性が私に訊ねて来た。

女性が続けた。


「貴方は自分でも計り知れない自身の無意識の領域にどのように嘘をつくのですか?」


私は熟慮してから答えた。


「ここは言わば僕の夢、無意識の領域なのだから、それは僕の心そのものならば、嘘をつくのはたやすいではないか?」


女性が言った。


「ならば貴方は既に自分の心に嘘をついている状態なのですか?」


私は答えた。


「そう思う」


女性が改まった口調で言った。


「ならば、何故貴方は不測の事態に巻き込まれ苦しんでいるのですか?」

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