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夢の迷路  作者: 岩本翔
146/437

夢の心146

「貴方は自分の心に嘘をついて目的を達成するのならば、前に進むしかないじゃありませんか?」と女性は諭し言った。

見慣れた交差点を左に曲がる道順は私の知らない道であり、私はそこで困惑して言った。


「やはり道に迷うのは嫌だな┅」


女性が諭した。


「それでは前に進まないではありませんか?」


私はかぶりを振り答えた。


「道に迷い苦しむのを楽しむ人間はいないからな」


女性が言った。


「でも貴方は自分の心に嘘をついて目的を達成するのならば、前に進むしかないじゃありませんか?」


私は姿なき女性の声に頷き答えた。


「そうだな。それでは僕は道に迷い苦しむとしよう」


私はそう言い見知らぬ道に足を踏み入れた。

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