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夢の迷路  作者: 岩本翔
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夢の心144

「だからこそ、僕は矛盾不条理理不尽の壁を突破する為に、自分の心に嘘をつく必要があるのか┅」と私はいみじくも言った。

私は再度泣き笑いの表情を浮かべて言った。


「時間の迷路か?」


女性が答えた。


「そうですね。時間概念が捻れて前後左右が崩れてしまっている空間だから不条理で理不尽が当たり前であり、矛盾しているのです」


私は言った。


「夢だから仕方ないか┅」


女性が同意した。


「そうですね。夢の迷路だから仕方ありません」


私はいみじくも言った。


「だからこそ、僕は矛盾不条理理不尽の壁を突破する為に心に嘘をつく必要があるのか┅」


女性が再度反論した。


「そんなことはありません」


私は嘆息して苦笑いを浮かべ言った。


「そうだな。僕は貴女に従うだけか┅」

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