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夢の迷路  作者: 岩本翔
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夢の心131

「貴方次第だというのを試してみればいいのではありませんか?」と妻もどきの女性は言った。

妻もどきの女性が続ける。


「貴方次第だという事を試してみればいいのではありませんか?」


私は訝り訊ねた。


「どうやって試すのだ?」


妻もどきの女性が抑揚の無い声で答えた。


「痛みの中に入って戻って来てみて下さい」


私は女性の言葉の意味を吟味してから再度訊ねた。


「自分自身の白い闇の目で貴女の鏡の反射を見つめ、痛みを再度味わい戻れと言っているのか?」


妻もどきの女性が答えた。


「私ではありません。矛盾していますが私としての貴方の心に映じる鏡の反射を再度見つめるのです」


私は恭しく頷き答えた。


「分かった、やって見よう」


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