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夢の迷路  作者: 岩本翔
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夢の心13

でも貴女への愛に目覚める保証はないのだろう?」と私は女性に尋ねた。

不本意にも私は夢の迷路をさ迷うようにそぞろ歩きながら女性に尋ねた。

「僕の心が桃の花の心になっても、君を助けることを考えないから、僕はその疎外感に不安を募らせ、さ迷っているのか?」

女性が答えた。

「そうです。貴方の心が私への愛に目覚めれば、その一体感に不安は消え、安息の地にたどり着くのですから」

私はため息をついてから、しみじみと言った。

「目覚めなければ、いつまでもさ迷い、苦しみもがくわけか?」

「そうです」

私は再度ため息をつき言った。

「でも、安息の地にたどり着く保証もなければ、目覚める保証もないのだろう?」

女性が間を置き答えた。

「そうですね」

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