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夢の迷路  作者: 岩本翔
128/437

夢の心128

「貴方の白い闇の目の心は自我崩壊して砕け散り、死に絶えたのが見えますね」と妻もどきの女性は言った。

私は心の痛みなのか、白い闇の目の痛みなのか区別出来ないままに、その激痛にのたくり叫んだ。


「無に帰すと、ぼ、僕はどうなるのだ?!」


妻もどきの女性の答えが、そのまま私自身の心を無に帰す力となって、重複し即時実行した。


「こうなるのです」


無数の鏡の光の反射が、やはり無数にある私の白い闇の目を分子レベルまで粉々に砕き、その破壊された分子が凝縮して点となり瞬時起爆して、無限大に広がる私の悲痛な叫び声となり、私の白い闇の目の心は砕け散って行くのを、私は矛盾してじっと見ている。


妻もどきの女性が言った。


「貴方の白い闇の目の心は自我崩壊して砕け散リ、死に絶えたのが見えますね」


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