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夢の迷路  作者: 岩本翔
119/437

夢の心119

「そんな解釈するのが病気の証拠じゃない」と妻が言った。

帰路車に同乗して私は妻と適応障害について話し合った。


妻が言った。


「貴方は家族愛を演技しているのだから、家庭内環境に対して嫌々なのだから適応障害になるのは当然でしょう、違う?」


私は頷き答えた。


「適応障害に効く薬は無いのだから、それは病気に非ずで、僕は既に病気ではないという事か」


妻が冷笑して言った。


「何、その解釈は、変じゃない?」


私は微笑み答えた。


「薬が効かないという事は、病気に非ずの証明じゃないか?」


妻が再度冷笑して言った。


「そんな解釈するのが病気の証拠じゃない」

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