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夢の迷路  作者: 岩本翔
107/437

夢の心107

眠る事の恐怖が私に自問自答を強いている。

眠る事の恐怖が私に自問自答を強いている。


「眠い┅」


「おい、眠るな、眠ってしまったら白い闇に呑まれて終わりだぞ!」


「眠い┅」


「おい、自我崩壊して無に帰したいのか!」


「それは嫌だが、眠い┅」


「眠るんじゃない、眠るんじゃない、眠るんじゃない!」


「しかし、この眠気はどうすることも出来ない、寝かせてくれ┅」


「眠るな、眠るな、眠るんじゃない、眠るな!」


「眠い┅」


「眠るんじゃない、眠るんじゃない、眠るな!」


私は押し寄せる眠気に負けて泥のような眠りに落ちて行った。

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