ほんこわ -童話-
昔々、あるお姫様が魔女の呪いで長い眠りにつきました。お姫様は年を取るでもなく、死ぬわけでもなく、ただ眠り続けていました。
その噂を耳にしたある国の王子様がお姫様の元にやってきます。王子様は憂いを帯びた目でお姫様を見つめた後、そっと口づけしました。
するとお姫様は目覚め──ませんでした。そのまま息を引き取ってしまいました。
王子様は言います。
「ただ眠り生き続けるなんて可哀想だと思って、毒を飲ませたんです」
昔々、あるお姫様が魔女の呪いで長い眠りにつきました。お姫様は年を取るでもなく、死ぬわけでもなく、ただ眠り続けていました。
その噂を耳にしたある国の王子様がお姫様の元にやってきます。王子様は憂いを帯びた目でお姫様を見つめた後、そっと口づけしました。
するとお姫様は目覚め──ませんでした。そのまま息を引き取ってしまいました。
王子様は言います。
「ただ眠り生き続けるなんて可哀想だと思って、毒を飲ませたんです」
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