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1-5 脱獄者の正体 美獣

少女から脱獄者の名前を聞いたナージャは……

 この森に棲む獣人族の少女から脱獄者の名前を聞いたナージャは、このまま彼女からいろいろと情報を聞きたいところだったが、夜明けということもあるため、まずは一休みをする必要があった。

とにかく場所を変えて、少女の住処であるらしい、大きな洞窟へと連れて行ってもらったナージャは、その中で一休みをする少女を後に、入れないということで入り口近くで寝かせた魔獣もどきが起きないか監視しながら耳元に電話を近づけていた。


『美獣? 奴が近くにいるのか』

「はい。まだ直接会ったわけではありませんが証言からして確信に近い様子です」


 なお、今ナージャの隣にオルトはいない。

 少女に続いて自分も休めとナージャに言われたのだが、自分だけ休むわけにはいかないと、オルトが反対したためそこからいろいろと論争が繰り広げたりしたが割愛。

 結局オルトも休むことになり、不眠のまま大して気にしないナージャは電話で上司に繋げて会話をしていた。

 このタイミングで彼女が所長に聞くことは一つだけである。


『で、奴についての情報を教えてほしいということか?』

「はい。生前のことを詳しく教えてください」

『そうか……少し待っててくれ』


 と、電話の向こうからがさがさとなにか探るような音が聞こえてきた。

 用意した資料を取り出そうとしているのだろう。

 しばらくすると所長が電話に戻ってきてくれたようであり、ナージャは集中して上司の言葉を聴いた。

 脱獄者の一人、美獣の詳細が開かされる。


『地獄監最深層S級咎人、美獣。種族は喰融族しょくゆうぞく、現世番号七番界、死亡年齢は三十二、性別は男だ』

「喰融族?」


 現世をよく知っているナージャでも聞き覚えのない種族名に疑問を浮かべる。

 七番界とは別名《自然界》とも呼ばれ、亜人やら竜やら原始に近い人間やら、さらには珍しい獣や植物が生息する世界である。

 その世界では大抵、動物同士の弱肉強食に、人間の狩りによる生活や、人間と亜人のぶつかり合いなどといった様子である。

 最近では、聖地と呼ばれるある場所を住処とするために人間とある亜人が争っていたとか。


 しかしその世界については多くは知っているつもりだがやはり《喰融族》とは聴いたことが無い。


『知らないのか? まあ、珍しい種族だったからな』


 残念ながらナージャでも全く知らない名前だ。

 どこかバカにしたような上司の口調に少しムッとするが知らないのは事実なのでおとなしく上司の話を聴くことにした。


『喰融族とはある特殊な体質を持った亜人の一族の事であり、七番界の中でもかなり強い種族であったな』

「特殊な体質? 亜人だから人間にとってはどれも特殊だと思いますがどういう体質なのですか?」


 ナージャにとって亜人は珍しい部類に入る。

 地獄では亜人の咎人も存在するが管轄が違う為詳しく知ることはない。

 そのため現世史の資料でしか亜人を知らない彼女にとっては興味のある内容だ。

 そんな彼女の耳から淡々と所長の声が届く。


『特殊な体質とは名前の通り、食した生物と融合することが出来る』

「融合? 混ざるということですか?」

『そうだ。獣、魚、虫、鳥、生態問わず様々な生き物の肉を喰らうことでその生物の特質を継ぐことが出来る。食べれば食べるほど強くなっていくという厄介な種族だ』


 食べた生き物の性質を継ぐ……


「まるで合成獣キメラですね」

『いいや、その考えは近いが一つだけ難儀な制限がある』

「? 制限ですか?」


 ただ合成するのとは少し違うようであり、所長は喰融族のある特徴を述べる。


『喰融族は、生まれてから一番初めに食した生き物の生態にしか、融合できないとされている。生まれて初めて食ったのが虫ならば、虫しか融合できず、獣を初めに食えば、獣しか融合できず、だ』

「なるほど……魚なら魚だけ、爬虫類なら爬虫類だけ、鳥なら鳥だけ、ということにもなっているのですね」

『そう言う事だ。さらに珍しいものになると植物にしか融合できなくなった喰融族も存在する』

「それは……もはや何なのですか……?」


 植物と動物が混ざった生き物など、どういう物か想像できない。

 だが、大体の特徴は理解した。


『種族内で最も強い者が選ばれる、またはその種族最強を打ち倒して新たな最強が決まると、本名を名乗らず自分が専用とする生態に“美”の文字を前種族最強から与えられ、新たな名前を名乗ることになる』

「“美”? なぜ美しいのですか?」

『喰融族にとって強さとは全てだ。強いものこそ美しいと言う考えを持っている』

「へぇ…………つまり“美獣”というのは本名じゃないのですか?」

『そうだな。奴の場合、もっとも多く獣を食し、なおかつ種族内最強であるから、美獣という名前になった』

「なるほど……」


 手配書のあの顔に美を与えるなんて美的感覚がどうかしていると思ったが、そう言う意図があったとは思わなかった。

 だとするならばこの男にとって魔獣の森は絶好の場所と言う事になる。

 最低限のプロフィールを話したところで今度は生前の罪状について述べる。


『奴の罪状は一つのみ。大量殺人罪だ』

「……思った以上にシンプルですね」

『まったくだ。しかし殺人と言っても少々特殊な事情がある』

「特殊な事情?」


 どういう事だろうか。殺人に変わりないのなら事情に特殊も何もない。

 シスカーのように大規模な事件でも起こしているのだろうか。


『喰融族は基本、専用ならどんな生物も喰らうがたった一つだけ禁忌が存在する』

「禁忌?」

『簡単だ。同族を食してはならないということだ』


 共食いは動物にとっては珍しくはないことだが、喰融族にとっては人間以上に禁じられていることである。

 理由は、同胞を喰らう事に対する抵抗ともう一つ……同胞の今までに得た力を横取りするという事だ。


『個人差はあれ、喰融族が一生に食す生き物から得られる力の量は、最大と最少の差はそれほど広くはない。喰らえば喰らうほど生き物を一匹食すごとに得られる力はだんだんと少なくなっていくのだ』

「え? けどその種族の中で最強が決まると言ってましたが、つまり多くの生き物と融合したわけではないのですか?」

『なにも最強とは今まで食べた生き物の数が多いというわけじゃない。ものすごい筋肉ムキムキの改造人間でも、拳銃を所持した華奢な美少女に勝てるとは限らないだろ? 強さとは戦闘技術の優劣も求められる』

「例えに美少女を出す必要はあるのですか……?」


 つまり初めは食べれば食べた分だけ格段に強くなるが、ある期間に入れば伸び悩みが起きてしまい、結局画一的な強さにしかならないという事になる。

 その上、生まれてから初めに食した生物の生態しか混ざらないため、大体の特徴は固定される。


(それ以前に食べ過ぎをすると別の意味で弱体化するんじゃない……?)


 ナージャは余計なことも考えるが、しかし亜人と人間じゃいろいろと都合が違うのですぐに考えを振り払った。


『だが、同族を喰らうのなら話は別だ。相手にもよるが、単純に自分の倍以上生き物を食したことになる上、自分の専門外の生態の特徴も取り込めるのだ。これらにより、同族を喰らい融合すれば、格段に力を増すことが出来るからな』

「……ということは」


 ここにきて話に聴く脱獄者が何をしでかしたのか察した。

 つまり……


『そうだ。殺人は殺人でも食人行為による大量殺人。それが美獣の犯してきた罪だ』

「…………」


 自分と同じ人間を喰らう。

 自分にとってはまともな精神なら、到底できない事である。


『きっかけは些細な夫婦喧嘩からつい激高した奴が、誤って自分の女房を喰らい殺したところからだ』

「……なにをしていたのですか」

『この時からいったい何を思ったのか、女房を喰らったことで、今まで喰らい続けてきた生き物とは比較できないくらい格段に強い力と、獣以外の生態を得ることになったのだ』


 やはり咎人の処遇を決める死役所所長だけあってS級咎人のことには詳しい。

 罪状だけでなく、経緯までもよく知っている。


『奴は本能のまま自らの親族友人はもちろん、多くの同胞を喰らい、またもともと獰猛な性格から好き放題に女子供に手をかけ続けた。力を蓄えた奴は、前種族最強の美鳥を何の苦もなく喰らい殺したほどに取り返しがつかないほど危険な存在となった』

「…………」


 つまり止めようとしたときはもう手遅れ。

 並の力では止められないほどに強くなってしまったということだ。


『だが奴も万能じゃない。最後は残り全ての同胞相手にたった一人でぶつかることになった。結果、多くを巻き添えにしながらも奴は同胞に粛清された』

「…………」


 暴走した一人の同族相手に大規模な処刑だと思うが、それほど奴は強かったのだろう。


『現在は共犯者の死霊使い(ネクロマンサー)が用意した器の中にいるが、強さは未知数だ。ナージャ、気を抜くなよ』

「……所長に言われなくても、油断するつもりはありません」


 かつて自分が敗北したことをいたく思いながらも決意するように彼女は言った。

 話は終わりか、ナージャは電話を切ろうとしたがそうなる前にすぐにまた所長の声が聞こえた。


『ちょっと待て、ナージャ』

「なんですか?」

『ちなみに美獣がここにいると言った獣人はどんな少女だ。可愛いか? キレイか? エロいか? いや、おそらく森の中に住む獣人は皆服を着ていないはずだからエロいに違いない。ぜひその携帯電話に備え付けられた写真機能でこっちに送って……』

「捩じれろ」


 最後に暴言を吐いたナージャは有無を言わせずに電話を切った。

 さっきまでの真剣な雰囲気が台無しである。


「あっ……」


 と、大事なことを忘れたのかナージャは電話を切ってしまったことを後悔した。


「こいつのことについて訊いていなかったわね」


 ナージャの視線の先には先ほど気絶したゴリラと豹の合成版がいる。

 少女曰く、美獣が作り出したまがい物の魔獣だそうだが……


「あの上司、肝心なことを言ってないじゃない……」


 電話を切ったのはナージャだが、話の流れからして上司は言いたいことは全て言ったように感じた。

 つまりはただ単に所長は言い忘れたのか……


(それともここに逃げてから新しくできたことなの?)


 いろいろと疑問に思えるがいくら考えようとしても確信には至らない。

 第一本人に会ってないし情報が足りなさすぎる。


「おーい、ナージャ!」

「オルト……」


 ここで洞窟の中から休憩をしたはずの相棒がナージャを呼びかけていた。

 ということは、休憩は終えたという事だ。


「いいの? もう動いても?」

「大丈夫だ。あの少女もちゃんと話してくれるようだ!」

「そう…………」


 ナージャは確認をした後、もう一度魂抑えの金棒を取り出すと、現在気絶している魔獣もどきの頭部にもう一度振り下ろした。

 話している最中に起き上がらないために念を入れているのだろう。


「ナージャ……容赦なさすぎ…………」

「逃げだしたら困るのはこっちよ」

「それはそうだけど……」


 特殊な道具故、肉体的傷はないが代わりに魂の活動をもう一度抑えられた。

 動かないとわかるとナージャは、オルトが出た洞窟へと向かった。

 近くまで来たオルトが心配の目を向ける。


「ナージャ、大丈夫か。お前寝てないだろうが」

「大丈夫よ、自分の身体くらいはしっかり把握してるわ。それに寝てはなくても休憩はしているし」

「だといいんだが……」


 なんだかんだで心配するオルトを横にナージャは洞窟の奥へと進み続けた。

 そこには同じく体を休めたばかりの獣人の少女が待ち構えるように座っていた。

 少女はナージャを見つけるや否やすぐに立ち上がって近づいてきた。


「お、お姉さん……お早うございます」

「おはよう。調子はどう?」

「わたしは大丈夫。お姉さん」

「お姉さん、じゃなくてナージャって呼んでもらえる?」

「あ、はい。ナージャさん」


 ナージャは緊張していそうな少女とは対照的に淡々とした様子で挨拶を交わしていた。

 しかし相手に威圧感を与えない、どこか不思議な調子で彼女は言った。


「早速で悪いけど、話してもらえる?」

「…………はい」

「まずはあなたの事、教えてくれない? いつまでも名前を知らないままじゃ呼びにくいわ」

「はい」


 ナージャと、隣のオルトが静かに少女を見つめる中、少女は自己紹介をした。


「わたしの名前はリュナ。この森に住んでいて、見てのとおり犬人族よ」

「犬人族だぁ?」


 確かに見ての通り、犬のような耳や尻尾があるが彼女の言ったことにオルトは首をかしげた。

 逆にナージャは少しだけ考えて「ふむ」と言うと、自分の考えたことを言う。


「恐らく獣人族のカテゴリの一つね。他の動物もいるの?」

「うん。鼠人族、猫人族、兎人族、蝙人族などなど、貴重な場合は狼人族ともあるの。種族ごとに集落を分けられてこの森の中を生きているの」

「へぇ」

「そしてどの部族も共通で魔獣と仲良くすることができるの。そのためこの森は、昔はとても平和で獣人と魔獣が共生する心地よいところだったの」

「…………」


 この時、リュナの表情からは陰りが見え始めた。

 昔の話、もといリュナの言うあのニンゲンの話をするのだろう。


「そうよ、昔のこの森は平和だった。時々ニンゲンがやってくるのだけど、魔獣は強いから大抵は追い返したの。わたしたちも森からは出られないがそれでもよかった。この森のなかでわたしたちは幸せに暮らしていたの」

「でも、ある時変わったニンゲンがやってきてこの森をめちゃくちゃにした、と?」

「そうなの。そのニンゲンの名前が『美獣』……」

「…………」


 先ほど上司から聴いた出来事が頭の中を横切り、いろいろと推測が出てくるが、考える前にまずはリュナの話に集中する。


「いったいいつからこの森に住んでいたのかわからないし、何が目的なのかもわからない。でもわたしが生まれる前からすでにこの森に住んでいたらしいの」

「…………」


 生まれる前から、となると見た目十代の少女が生まれる前ということはおそらく二十年前。

という事はつまり……

 ナージャは考えながらも少女の話を聴く。


「わたしが物心を着いた時から、その美獣ってニンゲンはわたしたち種族狩りを行っていたそうなの」

「種族狩り……!」

「うん。初めはまだわたしが生まれてから間もないころ、猫人族の集落が魔獣もどきっていう生き物が襲って来たらしいの」

「魔獣もどきって、昨晩襲ってきたあの変なの?」


 ナージャはここにいないゴリラの合成獣を思いだして話す。

 するとすぐにリュナは頷いて肯定した。


「うん。一目でみて明らかに無理やりつなぎ合わせたような形……あんな魔獣は自然に存在するのはあり得ないらしくて、信じられないけど誰かが無理やりあんなふうにしたって……猫人族で逃げ延びた人が言うには、みんな苦しそうに『美獣様の命令だ』って言っていたの……」


 リュナにとっては曖昧な記憶であるが、しかしつらい記憶とは強烈に残るものである。


「それからもずっとずっとほかの集落も襲われ続けたらしくて、みんな戦い続けたようなの」

「あんたの種族も、戦ったの?」

「うん…………」


 辛そうに、リュナの口から重々しく自らの過去を語る。


「小さいころから、父さんに『危ないからここに隠れて』ってよくほかの子供や母さんと一緒に地下に隠れていたことは覚えているから……その間に父さんたちは美獣ってニンゲンと戦っていたんだね」

「…………」

「でも、それも長くは続かなかった……!」


 リュナの感情が激しく揺さぶられる。

 記憶の中で一番つらい部分が思い出される。

 だが、リュナはそれを語ることをためらっている。


「……結局、父親と母親と、他の仲間が皆あの変な魔獣に連れて行かれたの?」

「!」

「ナージャ、直線的すぎるぞ!」


 オルトは諌めるように言うが構いはしない。

 リュナは少しの間沈黙をしたが、ややためらうように


「……そう、だよ」


 肯定した。

 ある程度予想したナージャは先に事実を言い、目を見開くリュナはそれでもなお話を続けた。


「あと、弟や妹もいるんだけど……みんな、あの怪物に…………」

「そう……」


 ナージャはこれ以上は有益な情報はないと判断したのかため息をひとつつき、そしてこれ以上なにか聞くつもりはないのか。


「……よーくわかったわ。詳しい話なんていらない。連れて行かれたって事実がわかれば十分よ」


 これ以上は話を聴かないと言うように勢いよく立ち上がった。

 リュナから聞いた情報は貴重だが残念ながらいろいろと足りなさすぎる。

 結局、森の周辺の村の住人についてはなんにもわからない。もっとも必要だとは思ってはいない。

 だが、上司から聞いた話とリュナから聞いた話を掛け合わせた結果、ナージャの中にある一つの嫌な予想が出てきた。

 しかし、ナージャはそれを口に出したりはしない。


「オルト。においはどう?」

「あぁ? ああ、問題ない。目標はさっきから同じところに留まったままで動かず………………」

「…………どうしたの?」

「ナージャ、やべぇ。ここ、囲まれている……!」

「はあ?」


 突然緊迫した表情で、迫る危機に顔を顰めらせた。

 自分のうかつさを呪うようである。


「話に夢中になってて気づかなかったが、この洞窟の外側に、なんか大量のさっきのゴリラもどきと同じ匂いがしやがる……!」

「……あんた、せっかくの自慢の鼻も気が付かなきゃ意味がないでしょうが…………」


 呆れたようにナージャは言うが、しかしこの状況、彼女にとっては悪くないものと判断した。

 対し怯えるようにリュナはボソボソと言う、


「まさか……美獣にここが気づかれた……!?」

「そうね。あのゴリラはもしかしたらかませで今のは本命って所かしら。でもね……」


 ナージャはパンツのポケットからケースを取出し、中から金棒を取り出すと……


「ちょうどいいわ。美獣の配下だってのなら、なにか知っているかもしれないし……」


 今から戦う気が満ちた表情となり相棒の名を呼んだ。


「オルト! 私は出口にいるやつらを倒しに行くからあんたはリュナのそばにいて!」

「よし、わかった!」


 ここは、戦えない少女を相棒の犬に任せて、ナージャは洞窟の出口へと向かったのだった。

ナージャ、戦いに向かう。

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