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◆外しては、語れないでしょプロローグ

<ご注意>これまでの大正の作品とは随分違ったものになっております。気の向くままに書いておりますので、かるーい気持ちで読んでやって下さいな。

世界はかつて、一つだった。

人と精霊が共存し、大地は自然に溢れ、自然は精霊を生かし、精霊は人に加護を与えた。


人は増え、大地は汚れ、バランスは失われる。

人は大地を己がものとし、精霊は人の思い上がりに警告を発す。

世界は、やがて戦いへと歩み出す。


戦いは長く続き、大地は疲弊した。

人は最果ての地へと追い込まれ、精霊は大地を取り戻す。


人を滅ぼさんとする精霊。

最果ての地に、精霊の攻撃の矛先が向けられた時。

光が大地を包み込んだ。


精霊・エルフレア。

人を愛し、慈しんだ、最後の精霊。

エルフレアによって最果ての地に張り巡らされた結界は、滅びから人を守った。


結界によって阻まれた世界は、人と精霊を隔絶する。

人は結界から出ることは許されず、精霊は結界に立ち入ることは許されず。


こうして世界は、二つに分かたれたのだ。



          〜『新約・世界創造録』より一部引用〜

 

 

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