6月10日金曜日『折れた竜骨』
『折れた竜骨』米澤穂信
実際には9日の夜に読了していたのですが、理解が追いついていなかった……というより、頭が理解を拒んだ所が有ったので改めて最終章だけ読んで、読了としました。
米澤先生定番のミステリーなのですが、彼にしては珍しくファンタジー色が強いです。
魔法が結構な数出て来ます。特殊な読みをするルビが振ってある言葉が多いです。
あらすじ
ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた……。
自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、「走狗」候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年――そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ? 魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?
(Amazon.co.jp『内容紹介』より)
これ、最後がかなり複雑だけどすごく感動します。目頭が熱くなります。犯人に驚きますよ、ホントに。
米澤先生はそういうことをする人なんです。
彼のミステリーは他のものもとても面白いです。有名なのだと、少し前に映画化された『インシテミル』かな。でも実は、私まだあれ読みかけなんです……。
『氷菓』もドラマ化か映画化すればいいのに。
なかなかに厚みが有って、登場人物が多くて、中が二段になってて、最初は「うっ……」とか思ってしまいましたが、気づくとかなり進んでるような本でした。
※この読書日記は6月11日に若干改稿しました。




