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リベンジ

「ん?デジャヴ?」

ゆいは辺りを見渡すと、最初にこの世界に来た時と全く同じ風景で、同じく全裸だった。違うのは、剝き出しの魔法辞書では無く、大蛇討伐の山で貰ったアイテムバックが棚の様な所に置いてあった事と、ステータスの表示が『チュートリアル完了25人、チュートリアル中7人、案内中0人、案内待ち0人、経過日数349日』と表示されていた。

 バックの中身は族長に貰った杖と金貨の革袋に魔法辞書と、山で拾ったアイテム。ステータスを見ると、レベルは53。経過日数は、大蛇討伐を開始した日と変わっていなかった。

 覚えていた魔法を試すと、元通りだったので、『浮遊』をイメージして、フワリと地面に降りた。

 ダメ元で衣類の代用品を探すが、案の定何もない。

「きっともう少しであの娘達が見回りに来るから待ってよう。」


 3時間程経過しただろうか?

「誰だ?どこの者だ!」

槍を構えた3人のエルフ女性に取り囲まれた。

「気が付いたらこの木の上に居たんです、怪しい者ではありません!」

両手を上げて無抵抗をアピールすると、槍を収め、リーダーのパレスは荷物の中から布袋を出し底を破いて、

「取り敢えず、コレでも着てくれ。」

と、ゆいに渡した。


 訓練所に行って服を貰い、一緒に訓練をして集落に戻る。暫くすると、多種族パーティーの話しが出て、ゆいはエルフ代表に立候補した。

 族長の家には前回貰った杖は無く、金貨の入った革袋だけ貰って、ヒューマン代表を待った。


 前回と同じ様にレベル1の月が迎えに来て、ギルドで集結、やはり他のメンバーも装備無しのレベル1に戻り、お互いの事や攻略の記憶は全く無かった。一泊して大蛇討伐に向かう。


 入山手続きも同じだが、貰ったアイテムは違った。魔力アップのお札は前回と同じ理由でゆいに使い、回復アイテムはアイテムバックに、装備は鉄の剣を月が、木の盾をウーが、槍をメルクルが使う事にした。


 前回と同じ様にサクサクと一つ目のエリアボスを倒し、双頭の蛇に再チャレンジ。ウーが受け止めて、メルクルが槍でトドメを刺した。

 対戦前は7だったレベルは10に、ゆいも55にアップ、更にアイテムはキャンプセットをゲット。早速テントを張って夕食にした。


 16日掛かって、エリアボスを6体倒し、レベル30になった。ゆいも72迄上がっていて、いよいよラスボスの大蛇に挑む。


 ボスの大蛇はレベル40で、邪気を噴き出して周囲を死体で埋め尽くすらしい。

 6体目のエリアボスを倒してから、全く魔物は現れず、視界の良くない森を進み、視界が開けると、大蛇が待ち構えていた。

 待った無しで噴き出す邪気は、あっという間にパーティーを呑み込み、高レベルのゆいを除いた5人は黒い煤の様になって、散ってしまった。

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