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リピート

 全てのアイテムをアイテムバッグに収めてステータスを確認した


種族 エルフ

性別 女性

年齢 16歳

レベル 4892

スキル ヒールSSS、生活魔法B、戦闘魔法D、創造魔法E

経過日数 3619/3652


 ほぼ10年経過している筈なのに、年齢は16歳のまま、身体に変化を感じないのはエルフだからと思っていたが、時間の流れが想像以上に特別な感じなのだろう。そこは気にしない事にして、ラスボスが居る山頂に向かった。


 景色は途中から神殿の様に変わり、高い塀の大きな門の前に立つと、自動ドアの様に扉が開いた。

 そのまま進むと城の扉が開き、中の大広間では、金の龍が待っていた。

「よく来たな、願いを一つ叶えよう。」

ゆいはメンバーと相談しようとキョロキョロしたが広間に居るのは金の龍と自分だけ。

「では、種別と性別を選ぶ所に飛ばして下さい。」

「そんな事で良いのか?」

「はい、お願いします。」

「承知した。」


 真っ暗で何も聴こえ無い。寒くも暑くもなく、臭いも感じ無い。ここに来た時と同じ様に、視覚も聴覚でも無く何か分からない感覚が、直接脳に送り込まれたように情報が流れ込んだ。


画面の右上に見つけたのは、

『チュートリアル完了31人、チュートリアル中0人、案内中1人、案内待ち0人』


『種族を選んで下さい。』

「ん?エルフが選べなくなってるな?ま、元々コレの積もりだから問題無しっと!ポチッ!!」

ドワーフを選択。


『初期装備を選んで下さい。』

「あれっ?性別選択は無いの?えっと、ああ、装備ね、ドワーフならコレだよね!ポチッ!」

と、鍛冶ハンマー。


『ボーナススキルを選んで下さい。』

「今度はコレ!」

と『グロウ』を選択。レベルアップが加速出来そうだ。


『チュートリアル期間を選んで下さい。』

「コレも当然マックスの10年でしょ!ポチッ!」

全て迷わず決定した。

『設定を受け付けました、ドワーフ女性、初期装備は鍛冶ハンマー、ボーナススキルはグロウ、10年間のチュートリアルとなります。ステータスを確認して下さい。』

ステータスを確認すると、


種族 ドワーフ

性別 女性

年齢 16歳

レベル 4892

スキル ヒールSSS、グロウF、生活魔法B、戦闘魔法D、創造魔法E

経過日数 1/3652

と、載っていた。1度目で選んだ性別は変えられないら様だ。それから1回目の残日数の37日は繰り越さない様だ。


『それではチュートリアルを進めて下さい。』


 案内中が0人になると、また何も感じ無い状態に戻った。


 視覚が復活すると、そこは薄暗い洞窟だった。ドワーフの生活圏で、人工的な灯りが有り、通路の様な感じなので、坑道と思われる。

 やはり全裸だったので、アイテムバッグから着替えを出す。エルフの時の身体に合わせた物なので、ズングリしたドワーフには無理かと思ったが、バストに合わせ他がユルユルだったので何とか着ることは出来た。靴はブカブカだが、裸足よりマシなので取り敢えず履いて出口と思われる方に歩いてみた。


 途中、線路を見つけ枕木を踏んで歩いて外に出た。鉱石を掘って運び出すトロッコの線路らしく、ロバと空のトロッコが置いてあった。

「おい、見ない顔だな、ドコのモンだ?エルフみたいな服来ておかしなヤツだな?」

ロバに水を運んで来た男が声を掛けた。

「どうやら、異なる世界に来てしまった様です。」

「そうか、じゃあ、里長に会ってくれ!」

男はロバをトロッコから放し、ゆいを乗せて自分はロバをひいて歩いた。

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