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私は死ぬわけにはいきません Part1

おはようございます?こんにちは?こんばんは?どうもユナと申します!

小説を書くの初心者なので誤字が多いかもしれませんが、ご了承ください。


「お先に失礼します!お疲れ様です!!」


 大きな声がオフィス内に響き渡る。まだ仕事をしている人たちが一斉に私の方を向く。オフィスにいる皆が驚いたような様子をしたあとに、微笑ましいものを見るかのような雰囲気になる。


「楓ちゃん。お疲れ様」


 部長の飯塚さんがクスリと口元を手で隠して笑った。私は満面の笑みを浮かべ、飯塚さん、お疲れ様です!!と言う。私は、敬礼ポーズをするとくるりとドアに向き直った。ドアノブに手をかけ、扉を開ける。私はそのまま真っすぐと帰路につく。はずだった。会社から徒歩4分ぐらい近くにある横断歩道の信号で私は車に轢かれて死んでしまった。車のブレーキが効かなかったのかただの当たり屋なのか、はたまたながら運転だったのか、よくわからないが車道の赤信号にも関わらず、ぶつかってきた。周りに人がいなかったのが不幸中の幸いというやつか。


「まあ運がなかったってだけだよね!ところでなんで私はここにいるわけー?神様」


 私は、死んで目が覚めたら神様のもとにいた。ソファーのようなところで私の話を興味津々に前のめりになって聞いていた偉そうな神様に質問した。神様は姿勢を正す。コホンと咳払いをする。


「和泉楓といったか。お前は人並み以上に徳を積んだ。まあそれ以上に俺がただお前の事を気に入った。だからお前の転生先をお前自身が決める権利を与えてやろう」

「神様ーどういうこと?何者にもなれるってこと?」

「そういうことだ」


 うーんと顎に手を当てて悩む。数十秒考えてから、両手をあげ、お手上げというポーズを取る。


「ごめん神様思いつかないや」

「じゃあ好きなものとかないのか?例えば本を読むことが好きならば、好きな本の中に転生できたりもできるぞ?」


 提案をされ、また顎に手を当てる。思いついたかのように左手をひらいて右手をグーにしてポンッと振り下ろした。


「私、ゲームが好きなの。特に乙女ゲームが」


 ほうっと興味深そうに前のめりになって私を見る。そして乙女ゲームについて語ること早10分、神様の使者がコホンと咳払いをする。「楓さま、申し訳ありませんが巻きでお願いできますか?急ぎの用事ができてしまいまして……」と本当に申し訳ないような感じで言ってくる。あ、ごめんね!と謝り、話を本題に戻す。


「つまり、私は大好きな乙女ゲーム『スピカ』の中に転生したいの!キャラまでは指定しないけど、前世の記憶って言うの?残しておいてて欲しいんだ!できる?」

「わかった。承ろう」

「ありがとう!!」


 そうして私の視界は真っ黒に染まるのであった。

これから毎日投稿はできないかもだけど夏休みだから投稿がんばってみる!!

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