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プロローグ
恋愛ものは苦手であまりたくさんの作品に触れたことがないのですが、ふと思いついたので描いてみました!
自分がどれほど無知なのかは、この人生16年間で散々味わってきた。
周りの人に侮られ、馬鹿にされ、罵倒され、傷つけられてきた。
そんな人生で、家族は毎日、私を励ましてくれた。
それがとてつもなく嬉しくて、悲しかった。
だから、家族に恩返しできるように頑張って高校に通えるように努力した。
それなのに、まだ今も昔と同じ苦しみを味わっている。
もう、諦めて苦しみのない場所に行きたい。
そう思っていたのに──
君は私の目の前に現れた。