不変 (雑記)
あなたはいつも車の運転は私に任せっきりだった。
今だって助手席で偉そうにふんぞり返ってる。
決まって私が話を振るまで何も喋らない
ずっと退屈で仕方なかった
あなたは絶対に荷物を持ってはくれなかったわ
今日だって私が両手いっぱいに荷物を抱えても
何も言ってはくれないでしょう?
厚くてたくましかったあなたを包む皮膚が
今では薄くて冷たい黒いビニールに包まれたあなた
そんなあなたと出会った山の頂上の展望台で
お別れしましょ
あなたはいつも車の運転は私に任せっきりだった。
今だって助手席で偉そうにふんぞり返ってる。
決まって私が話を振るまで何も喋らない
ずっと退屈で仕方なかった
あなたは絶対に荷物を持ってはくれなかったわ
今日だって私が両手いっぱいに荷物を抱えても
何も言ってはくれないでしょう?
厚くてたくましかったあなたを包む皮膚が
今では薄くて冷たい黒いビニールに包まれたあなた
そんなあなたと出会った山の頂上の展望台で
お別れしましょ
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