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俺んちに来やがりましたよ契約者  作者: バルサミコ酢
3/5

ここまで来るか契約者/名探偵は契約者

寝違えて首が痛い(´・ω・`)みんなは寝るとき気をつけようね

昨日は散々な目になった、窓を割られ、ぬいぐるみ取られ、前者だけでも犯罪沙汰だぞ。だから今の俺にはここが安らぎの場なのかもしれない。はぁ、と溜め息をつく気力さえない、なんならここで昼まで寝ていたい。



まぁだがここではそれは許されない、安らぎでもあれば地獄でもある。そう、「学校」である。あぁダルい。教師も給料の為に働くロボットのように見れば多少は気持ちが楽になる。そんなことを頭の片隅に置き少しやる気が出た。よし、今日も耐え抜くk「おら~席着け~転入生が来たぞ」



まぁ、察したよ。

 

「川見奈々です。校内は少し周りましたがわからないことはまだ多いので、色々教えてください。」ペコ


こ れ は 流石に想定外だ、、、なんかもっと超能力者とか未来人とか宇宙人とか言い出すかと思ったぞ

奈々がこっちを見て首を傾げる、、、こっちは180度傾げたいっつうの!何だか怖くなってきた、、、。


「どうした~加賀、小便か~」


小便なんかで済まされるならいくらでも出すわ!、、と、とりあえず奈々の席は離れている、まだ救いはある。 

「なぁ、みっつー今の子見たー?めっさ可愛くねー!?」


「高橋、お前本当に能天気だな」


「あれ、俺のこと見てない!?ねぇみっつー!」


「あぁ、見てる見てる」


「つれないなぁ、もっと気楽に生きようぜ」 


お気楽も大概だぞ、、、、!、、そうだ。


「なぁ高橋、お前今日暇って言ってたよな?」


「んまぁそだねぇ」


「ならアイツをどっかに誘えよ」 


「んーまぁ暇だし」


「誘ってみるか!」ガタン


ご愁傷様でした。お前の遺骨は俺が埋めてやるよ、、、。


トコトコ フルッ トコトコ


「?高橋どうした、まるでゴールド免許のUターンだったぞ」


「やべぇよ!挨拶したら舌打ちされたぞ!?」


こいつは駄目だ使えない。


しょうがない。あと2時間の辛抱だ、帰るとこをバレないようにすればいい話。


よし帰るk「美鶴君、、ミツルクン、、ツルクン、、、」


透き通った耳に残る声だ、、、じゃねぇ!


「俺の脳内でセルフエコーすんな!」  


「おい貴様、私が何度もアイコンタクトを送ったのに無視しおって!何様のつもりだ!」


てめぇぇが何様だよクソッタレェェェ!


「お前、自己紹介のときと全然態度ちげぇじゃねぇか!」


「貴様には私の正体がバレているからな、そう我が名はグリモワーr「ルシフェルどこ行った」


「五月蝿い!黙れ!名などいくらでもある!」


そう言えばそんな設定だったか。なんて言ったら「設定ではない!」なんて言いそうだな。


「わかったから、帰るぞ」ハァ


「ま、まて私より前を歩くな!」  


「あいあい」


結局こうなったか、、、ただでさえ、こいつがうちのクラスにやってきただけで最悪なのに裏設定なんかに付き合わされて面倒ったらありゃしない。







20分後


地獄の光景だ、、、 姉貴がソファでポテチを食べているのだけでも沸点に近づくというのに!!!





「何でお前がここに居る!さっきお前自分の家に帰ったろ!」


「美晴が誘ってくれた。」


「姉貴なんで!」


「今日あんたらテストで昼弁ないっしょ~?奈々ちゃん料理できないらしくてさぁ」


らしくてさぁじゃない!


「てか!じゃあお前どうやって今まで弁当用意したんだよ!」


「氷属性の食べ物をだな「冷凍食品を今まで食ってきたならそれでいいだろ、、、、」


「まぁ美鶴落ち着け、奈々ちゃんもずっと冷凍食品だったら身体壊すでしょ?」


何故こんな状況でコイツを受け入れられるのか、、さっぱりわからん。


「ねぇ美鶴、これ見ていい?!」


「今パスタ茹でてんの!、、んどれ?」


『名探偵コニャン』 


あぁ、俺が子供の頃集めて見まくった探偵DVDか、、、まぁ今更見ても意味ないがいいだろう。


「わかった、今は手が話せないから姉貴に頼め」


「わかったぞ!」シュババ


10分後、、、





「できたぞ」 


「よきにはからえ!」


「美鶴サンキュ~」


キャーダレカー!


あ、俺が好きだった話だ。


「犯人そいつだぞ」












やってしまった!それは誰もが怒る行為、、、まるで最後まで残してたショートケーキの苺を横取りされたような圧倒的絶望感、脱力感。


「」


ヤバい!こいつめっちゃ楽しみにしてたのか知らんがこっち向いて白目向いてやがる!


「す、すまん奈々!つい思ったことが、、、」


「」ハッ!

あ、正気に戻った。


「貴様、、この私の楽しみを踏みにじったな、、、この代償高くつくぞぉぉ!」



が何もない。



何かしてくると思ったら何もなかった、、、。何だったんだ。





翌日



あ、俺の好きな漫画が新しいのでてる。買ってくか、、、


それよりあいつまだ怒ってんのか知らんが一言も口を聞かなかった、、、しゃーない、アイスでも買ってきてやるか。 


「ただいま~奈々居るー?」


「いるよ~」 


案の定居たか、だが前のこと謝るなら好都合か


「おら、昨日は悪かったな」アイスサシダシー


「ん、あんがと」






「じゃあね~」ノシ


「寝るときは暖かくしろよ」ノシ


やっと帰ったか、、、さて気持ちを入れ替えてさっき買った漫画見るか


ピラッ


そこには俺の楽しみだった漫画に赤ペンで話のオチが綺麗にネタバレされていた。



「クソガァァァァァ!!」

誤字脱字が多いかもかも(´・ω・`)すまぬ

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