邂逅
ZZZZZ・・・・
?≪・・・おい≫
zzzz・・・
?≪おいって。いつまで寝ておるか≫
ん?誰だよ気持ちよく寝てるのに・・・もう俺は死んでるんだから起こそうとすんなよ・・・
?≪起こそうとって・・・自分の今の状態をだな≫
ZZZZZZ・・・・・
ブチ----
?≪とっとと起きろこのアホンダラーーー!!!!≫
ビシャー----ン!!
男『ぎゃーーーーーーーーー!!!』
なん、何だ!いま電撃みたいなをもんが体に走ったぞ!てかスゲー痛い!
・・・・ん?痛い?何で痛いんだ?俺は確かに死んだはず。痛いも何も無いはず。てかここどこだ?
俺がいた病室でもなければ火葬場とかでも無さそうだし。それにさっきから誰が話しかけてんだ?
?≪漸く起きよったか、この愚か者め≫
男『・・・・?えっと誰ですか?そしてここどこですか』
うむ。声はするな。それに何者かの気配もする、だが姿が見えない。それに見渡す限り白い以外何もない空間だな、物も何もないから隠れられそうな場所もない。いったい何処から・・・
男『とりあえず姿を見せてくれませんか?出なければ話も出来ません』
?≪なに?あーーそうか。おぬしも我も精神体だけだったか。暫しまて≫
精神体?何言ってんだ?・・・あれ?そういえばさっきから手足の感覚がない。死んで魂だけになったからか?
パァーーー
?≪よっと。どうじゃ?これで我が姿が認識できたか?≫
男『え?は?なぁ!?』
そこには長い艶やかな黒髪に緋色の瞳、まだ幼さが残る顔に炎のように赤々と輝く二本の角のようなものが頭から生えている少女がそこに突然現れた。
?≪うむ。久々にやったが上手くできたようじゃな≫
男『はぁ?え?今どこから?』
?≪さて、改めて自己紹介じゃ!我が名は戦鬼神ゼレギウス!この世に存在する最高神が1柱、武と戦いを司る鬼神じゃ!頭が高いぞ!わぁーはははははは!≫
・・・・・なんか角の生やした少女が痛いことゆっとる。