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箱の中のアリス

目に見えるもの総てが偽りのことに見えて

手に取るもの総てが空虚なものに感じて

耳に聞こえる声の総てが嘘に聞こえて

外に出ることが出来ない

この小さな空間から出て行くことが出来ない

自分が何者なのか

外にいるものはどう自分と違うのか

何も分からない

分かろうとすること自体したくない

ここに留まって時間の過ぎるのを待つ毎日

何の刺激もないこの毎日

この状態を維持すれば私は生きていける

馬鹿なこと

時間を浪費すれば死の訪れが早くなるだけなのに

自らが秘める欲望の大きさに何の関心も示さないで

あたかも聖人の様に振舞おうとする

それが正しいと勘違いしている私

そんな私が大嫌いだ

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