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舞砂
崩れゆく廃墟にただ一人
足元の石は脆く砂に変わる
人影は暗闇の中に逃げていく
僕は一人なのか
叫ぶ声は湿った空気に吸い込まれ
肌は宙を漂う鬼虫に蝕まれる
魂の屍が累々と散らばり
星の光はカマイタチのように頬を切り裂く
流れる血は温かくもなく
手に触れる茨は蛇のように絡みつく
僕の屍を見つめて
腐りだした腹の中からは地獄の使者が顔を出す
固体から液体に代わるとき
白き骨が光り輝く
時間が地の底に落ちるころ
風に舞う砂となるだろう
崩れゆく廃墟にただ一人
足元の石は脆く砂に変わる
人影は暗闇の中に逃げていく
僕は一人なのか
叫ぶ声は湿った空気に吸い込まれ
肌は宙を漂う鬼虫に蝕まれる
魂の屍が累々と散らばり
星の光はカマイタチのように頬を切り裂く
流れる血は温かくもなく
手に触れる茨は蛇のように絡みつく
僕の屍を見つめて
腐りだした腹の中からは地獄の使者が顔を出す
固体から液体に代わるとき
白き骨が光り輝く
時間が地の底に落ちるころ
風に舞う砂となるだろう
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