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経典
私の咽元に突き立てられた水銀のような煌きのナイフ
その刃から放たれる妖狐の爪
滲み出る恐怖と失望の雫に
歪んだ息遣いが響き渡る
善も悪もその真髄を失い
ただ、生の触手が心臓に絡みつき
悪の舌が脊髄を嘗め回す
己の鬩ぐに苛まれ
人としての形骸を捨て去っている
されど魂は霧の鉾となりて
誰かの殻を打ち抜かん
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私の咽元に突き立てられた水銀のような煌きのナイフ
その刃から放たれる妖狐の爪
滲み出る恐怖と失望の雫に
歪んだ息遣いが響き渡る
善も悪もその真髄を失い
ただ、生の触手が心臓に絡みつき
悪の舌が脊髄を嘗め回す
己の鬩ぐに苛まれ
人としての形骸を捨て去っている
されど魂は霧の鉾となりて
誰かの殻を打ち抜かん
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