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経典

私の咽元に突き立てられた水銀のような煌きのナイフ


その刃から放たれる妖狐の爪


滲み出る恐怖と失望の雫に


歪んだ息遣いが響き渡る


善も悪もその真髄を失い


ただ、生の触手が心臓に絡みつき


悪の舌が脊髄を嘗め回す


己の鬩ぐに苛まれ


人としての形骸を捨て去っている


されど魂は霧の鉾となりて


誰かの殻を打ち抜かん






††††††††††††††††††††††

††††††††††††††††††††††

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