なんでも部ってなに!?
こんにちは!丸です!ひょんなことから、非公認、活動内容不明の部活に半ば強引に入部させれた私!これから私の学校生活はどうーーーーー
「椎名ちゃん、もうそのキャラいいんじゃない。前回で化けの皮剥がれてるから。」
「……うぃーっす。」
「あ、あとこの回転扉は入るときは時計回りね。」
「隣に普通のドアあるじゃないですか。」
……あれから1日。
私は約束通り部室に足を運んでいる。
「ひなちゃん、おつかれー!」
「お疲れ様です」
「二人ともお疲れ様~」オツカレー
昨日から薄々感じてたけど、この二人、顔だけなら相当美人なんだよな。
佐倉先輩は短髪、正統派ヒロイン。
日向先輩は長髪、口数少なめ、おっとり彼女みたいな雰囲気で。
「椎名ちゃん、好きなとこ座っていいからねー。」
部屋の中心に机と椅子が2×3で6つずつ置かれている。窓際にはテレビ。両サイドの壁には学校にありがちな書類棚が並んでいる。
入って右側が日向先輩、左側に佐倉先輩が座るのが定位置らしい。
なんとなくマシそうな、日向先輩のとなりに一つ飛ばしで座ることにした。
「あ……その席。」
私が座ろうとしたところで佐倉先輩が呟く。
「なんか、まずかったですか……?」
日向先輩と目を合わせから、佐倉先輩は、腕を組んで頷きながらいう。
「その席はねー。特になにもないんだよなー。」
ほんとにふざけた野郎だ。
すぐに座った。
「それで今日はなにかあるんですか?」
「今日も特にないね。昨日も言ったけど、お手伝いとか助っ人は、体感2割くらいだし一定の時期に集中することが多いから。」
「そうなんですね」
「だから今回は読者への説明回になるーーーーー」
「はい、ストップストップ。メタ発言禁止でお願いします。」
「椎名ちゃんだって冒頭でーーーーー」
「あー、あー、聞こえなーい。佐倉先輩ー?」
「……まぁ、いいや。ひなちゃん、活動日誌取ってもらえる?」
「了解」ビシッ
日向先輩は後ろの書類棚から【活動日誌】と書かれたファイルを取り出す。
「こっちが前年度で~、こっちが今年度だよ~。」ダヨー
「へー、じゃあ昨日の活動内容も書いてあるんですか?」
「一番新しいページだね~。」ダネー
ページを開いてくれた。
【4月某日 今日は新入部員の勧誘に成功。さくちゃんの演技でイチコロでした。その後はス◯ブラ。】
パタン。
「ここって、結構なんでもアリなんですね。」
「そりゃ、健全な女子高生はやるでしょ、ス◯ブラ」
「うんうん。」ウンウン
「で、今年度の頭に目標を決めてあるからみておいてね。」
「え~……」
もう一度開いて、今年度最初のページに目をやる。
【目標:天は人の上に人を造らず】
パタン。
すぐ閉じた。
目標はないに等しいことがわかった。
「……そういえば、昨日言ってたもう一人って、いつくるんですか。」
「……あ~、ね~。まぁ、いずれくるよ。」
「……なんとなく察しました。ちなみに女の人ですか?」
「そうだよ。なんでも部は男女別だからね。」
そんな運動部みたいな感じなんだ。
「でも、非公認ってことは部費は、どこから出るんですか?」
「OG会。年三くらいで会いに来るよ。」
「でも、変な人が多いから、ひなは苦手なんだよね~。」サゲ
「変な人。」
変な人ってなんだ。
あんたたちも十分変だぞ。
佐倉先輩が退屈~、と言わんばかりに伸びをしてから言った。
「さぁ~て、そろそろス◯ブラやりますか!」
「おー」オー
「……はは。」
「椎名ちゃん、大丈夫だよ、プロコンもあるから。」
全然大丈夫じゃなーーーい!!
3分タイム制 WIN数
佐倉 4 日向 7 椎名 6
……かなり盛り上がった。




