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第二章:異世界のものづくり事情



とりあえず、現場を見て回ることにした。どうやらここは王国の技術研究所が運営する工場で、魔道具や武具の製造を行っているらしい。しかし、どこもかしこも効率が悪い。


「なんで手作業でやってるんだ? これ、治具を使えばもっと精度上がるだろ」


「じぐ……? なんじゃそりゃ?」


「はあ!? 冶具じぐを知らないのか!?」


どうやら、この世界では職人の技術がすべてで、作業効率を上げるためのツールという概念がほとんどないらしい。俺は即座に図面を引き、冶具を作らせた。


「お、おお!? 寸法が狂わん……だと!?」


「冶具を作れば精度が安定して、熟練職人でなくても高品質なものが作れるんだよ」


工場の職人たちは目を輝かせた。


「これなら、一日に作れる武器の数が倍になるぞ!」


こうして、俺の異世界工場改革が始まった。


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