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そんな日常  作者: ナヅナ
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周りの視線

受験生の人は受験お疲れ様でした。

想定していなかった。なんで?

「…。」

さっきの電車の人が隣の席にいるの?絶対年上だと思ってたし何ならもう会わないだろうとまで考えてたのに。

「…。」

自分が原因とはいえ…

「…。」

やっぱり居づらい。どうしよう。二人は教室が別だから話し相手もいないし。

周りがまだ少しガヤガヤしているのがかえって居づらさを強くしているように感じる。というか仕方ないのは分かっているんだけれど皆してこっちをチラチラ見てくるのがすごく気になる。

やっぱり気持ち悪がられるものなんだろうな。髪は真っ白けだし。肌は不健康なんていうほどじゃなく白い。目とかすごく不気味だと自分でも思う。周りはそんなことないって言ってくれる人が多いけどやっぱり気味悪がられても仕方ないと思う。最近はいつも二人が近くにいたし二人とも何もないように接してくるから忘れていた。だけど、普通こんなものだよね。小学校に入学したときは他の子に聞かれたり気持ち悪がられてびっくりしたなぁ。


試験開始まであと25分くらい。



時間が迫るにつれて周りの騒がしさが無くなっていく。それに釣られてまた緊張してきた。やっぱりずっとチラチラ見られてるな。(男のとき)はそこまで気にならなかったんだけれど今は気になる。男女で視線の感じ方とかそういうものが違うんだってことを体感した瞬間だった。


「…。」

やっぱりここに居ちゃいけないような気がする。そう思ってしまうくらいに視線を感じる。自意識過剰なだけ…だよね?

そんなこんな悶々と考えているうちに試験の開始時刻に。

「それでは始めて下さい。」

中年の先生にそういわれ僕を含む教室の受験生が一斉に答案を開き問題に向き合う。試験時間中は周りの視線を忘れて問題を解いてたからあっという間に感じた。隣の人は途中退場が許可されてすぐに帰っていたようだった。


途中退室が認められていたのでさっさと荷物をまとめて教室を出る。昇降口を出たあたりで匠が待っていた。

「よっ」

「お互いお疲れ様。」

いるのは匠だけ。

「中野さんは?」

「下の名前で呼んでほしいなー」

そんな声が唐突に後ろから聞こえた。

「っ!?中野さんですか…。」

脅かすのはやめてほしい。変な声を出しそうになるから。

「下の名前で呼んで。あと敬語もなしで!」

最近声をかけるたびにこれをいわれてる気がする。

「が、がんばって直す…よ?」

やっぱり慣れないなぁ。直したいのは僕もなんだけれどね?

結構散々に書いてしまって罪悪感が…私は綺麗だと思うんですが、そう感じない人もいるものなんですね。最近知りました。

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