放課後どこへ行こう?
いや待っていてくれた人がいたならすいませんね?
ここ最近立て込んでまして。執筆速度を上げられるよう努力したいと思います。はい。
久しぶりに授業を受けた。とはいっても一週間ちょっとぶりだけど。
一日休んでいた人に対してみたいに声をかけてくる先生はおろか明らかに避けられていた。男性の先生は特に酷かった。近づくことすら避けているのを隠そうともしないで明らかさまに避けていた。変にからかわれたり変なこといわれたりするよりは良いけど今までの生活にはもう戻れない。という事実を周りの態度を通して思い知らされた。なんで直接言われたわけでも無いのにこんなに辛くなるんだろう?
退屈だったり辛かったりする時間ってどうしてこう長く感じるんだろう?同じ時間でも楽しい時間とはあまりにも時間差を感じてしまう。理不尽だ。ノートとってても時間がまるで過ぎてくれない。こういう時は何考えちゃいけない。ノートをとることだけに集中する。
「…ふぅ」
やっと授業が終わった。後は楽しいことなんだから頑張ろう。
「さっさがっけちゃーん!あっそびましょー!」
中野さんなんでそんな元気なの?とか思ったけど当たり前だよね。今から遊ぶんだから元気出さなきゃいけないないよね。ここからが本番くらいの気持ちでいかないと。
「で何処であそぶ?」
「人気がなくて日差しがきつくなければ何処でも」
「ふわっとしてるなぁ。わたしもだけど」
うーんとうなりながら腕を組む中野さん。やっぱり何か具体案を出したほうが良かったかな。申し訳なく思うけどその具体案がまったく浮かばない。
「すいませーん。あ、まだいた。良かった良かった」
そんなところに思わぬ来客。いやまあまだ教室から動いて無いけど。
「どしたの桜?」
疑問をそのまま口にする。すると桜は大袈裟に肩をすくめて首を振りながら言った。
「大変なことになってないか心配できた妹にその反応は酷くない?」
「えと、それはごめん」
このバカ。心配させてるのは分かっていたのだからもっと他に言うことがあるだろう。反省しないと。
「それはわたしが勝手に心配にてたことだからいいんだけどさ…」
「ねぇ妹ちゃん。妹ちゃんも一緒に遊ばない?笹掛ちゃんのウチでね」
「「…え?」」
完全にシンクロして中野さんの提案に対して言葉を返す。桜も意味が飲み込めていないのか唖然と言った感じだった。ウチは大丈夫だけど遊べるようなもの無いよ?




