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ヴァルハラの戦神  作者: 零楓うらん
第一章 【始まり】
2/14

二幕【姫野川と言う少女】

【前回のあらすじ】

日常に変化を求めていた悠真の元に現れた姫野川ありす。

才色兼備、文武両道の彼女は町の不良を倒して回る正義のヒーローだった!?

それに気づいた悠真だったが、その事を話すと殺すと脅され……。



「これからよろしくお願いします」


才色兼備、文武両道のお嬢様転校生。


「困っている人を助けるのは普通の事だろう」


仮面を被った正義のヒーロー。


「お前には関係のない事だ」


冷酷無比な感情の無い姫野川。


一体どれが本当の姫野川ありすなんだ。




昼休みからの授業は全くもって頭に入らなかった。

あれから姫野川に変な所は無く、初日と同じように才色兼備なお嬢様に戻っていた。

あまつさえ、昼休み後の授業前に―――


「先程はありがとうございます。桂木さんにはいつかお礼を考えなくてはいけませんね」


と微笑んで言われる始末だ。

何も言うなと言う圧だろう。

正直、あそこまで冷たい言い方をされて誰かに言おうなどと思えるはずもない。

それは幼なじみの縷々と君丈にもだ。


ただの興味本位だと言うのは自分がよくわかっている。

触れてはいけないものに触れてしまったのだという事も。

姫野川がどんな事情で何をしているのかなど、俺には関係のない事だ。

知る必要もなければ、関わる必要なんてない。

俺と姫野川は昨日であったばかりのただのクラスメイトなんだから。


だがそれでも。


納得はできなかった。




挿絵(By みてみん)

―ヴァルハラの戦神―

一章 二幕【姫野川と言う少女】




「おいおい悠真さーん?なんだか顔が暗いぜー?なんかあったのかー?」


放課後、今日は二人とも用事がないという事で幼なじみの三人で下校していた。

最近ではこの光景も珍しい。

本当なら三人でどこか寄り道でもしようかと言っていた。

だが、俺がそんな気分じゃなくなってしまったのだ。


「別になんもねぇよ」


「そう言えば悠真君、お昼に姫野川さんに学校案内してあげたんでしょ~?」


「……あぁ。そうだけど。それがどうした?」


縷々や君丈は時々勘が鋭い。

付き合いが長いせいだとは思うが、正直その鋭さは驚きを隠せない。

だが今回の事は姫野川の事もあまりわからない以上、下手に喋る事は出来ない。

もし話して二人に危害が及んだ時、俺は後悔することになる。


「悠真君と姫野川さん喧嘩でもしたの?別々に帰ってきたし、姫野川さんと何かあったんじゃないかな~って縷々は思ったんだけど」


「別に何もないよ。適当に案内した後にそれぞれご飯食べに別行動しただけだ。一緒にご飯を食べる約束はしてなかったからな」


「私は姫野川さんと一緒にご飯食べてもよかったんだけどな~。お昼ご飯誘ってくれればよかったのに~」


屋上から教室に戻った後、俺はいつものように君丈と縷々の三人で昼飯を食べるためにまた屋上に向かった。

その時から俺は暗い表情をしていたんだろう。

正直どうすればいいのか、どうしたら正解だったのかわからずにずっと考えている。


「じゃあ明日は姫野川さん誘ってよ♪皆で一緒にお昼ご飯食べよ?」


縷々はふわふわしている性格で男子人気も高い。

女子からもやっかまれることもなく、うまい立ち回りをしている。

社交的な一面に加え、少し天然で、少しくせっ毛のロングヘアー。

胸もかなり大きい。

もちろん君丈同様、男子から度々告白されている。

そして君丈同様全てを断っていた。


縷々なら確かに姫野川と上手くやっていけると思う。

だが、うまくやっていけた所であの話をできるわけではないだろう。

昨日の姫野川の様子から、簡単に人に話すとは思えない。

むしろ二人に近づける事で危害が及ぶことの方が恐い。


「それは……無理だ」


「えー!!なんでー!喧嘩してないんでしょ~?」


「喧嘩は……してないけど……」


あれは喧嘩と言うよりただの脅しだ。


「縷々ー?そんな突っついてやるなよ。悠真は今傷心中なんだ。そっとしておいてやれよ」


「え?傷心中?なんで?」


「そりゃあ昼休みに二人で出て行って、片方が暗い顔で帰って来たって言ったらあれしかないだろ」


君丈が言いたい事はわかった。

だが突っ込む気にもならない。


「え?何々?君丈君教えてー!」


本当にわかっていないのか、縷々は君丈を押し倒す勢いで迫った。

俺はこんなに色々考えて頭を痛くしているのに呑気な奴らだ。


「そんなの悠真が姫野川さんに告って振られたに決まってんだろ!」


「えぇ~!?そうなの!?悠真君、姫野川さんみたいなのがタイプだったの!?」


今度は君丈から俺に迫ってくる。

俺は頭だけ傾けて縷々を避け、縷々の頭を掴んで離した。


「そんなわけないだろ。二日目で告白するとかどんな勇気だ」


「でも姫野川さんみたいなタイプは好きって事?」


そこ重要な事か?


「そういうわけでもない」


「でもお嬢様みたいで姫野川さん可愛いじゃん!悠真君正直に言って!」


正直可愛さで言うなら縷々も相当だ。

雰囲気は二人とも違うが、男子人気はこれから二つの勢力になるだろう。

だが圧倒的に違う所もある。


「ねぇねぇ悠真君!」


諦めず俺に近づく縷々。

姫野川と縷々の違い。

縷々には動くたびに破壊力抜群の物があった。


「ほう。悠真はでかい方が好みか」


「でかい方?何が~?」


姫野川はスタイルはいい。

だがある部分の膨らみは少ないのだ。


「そりゃ胸だろ」


「君丈!?」


何も言わないでおこうと思っていたのに平然とセクハラまがいの発言をする君丈。

これも幼なじみだからと言ってしまえばそれで終わりだが……。


「えぇ~!悠真君って胸がおっきい人が好きなの!?えへへ~じゃあ悠真君は縷々が好きって事か~♪」


「縷々、男は皆大きい胸が好きなんだ」


「じゃあ君丈君も縷々が好きって事!?」


「あぁ、好きだ」


「えぇ~!!そ、そんな……る、縷々二人になんて困っちゃうよー!」


顔を真っ赤にさせて走って行く縷々。

こんな風に純情そうだが、縷々は普通に下ネタも言う。

これはいつもの幼なじみコント的な奴だ。


「君丈……お前なぁ……」


だがさすがに今回のはセクハラだと思う。


「あはは!間違ってないだろ?それに聞かれたくないんだろ、昼の事」


「……………」


正直わかっていた。

君丈は話しを逸らしてくれたんだ。

きっと縷々もわかっていて乗ってくれたんだと思う。

二人には敵わないな。

本当は嘘なんてつきたくない。

でもきっと言える時はくる。

それが俺らの関係性だと思う。


「ありがとな」


「別にいいけどよ。でも本当に困ったら相談してくれよ。俺達は絶対にお前の味方だからな」


「あぁ」


君丈は本当に頼りになる。

普段はおちゃけてるくせに。

こういう所も女子人気が高い所なんだろうな。


「でもひとつだけ言っとくぞ」


「ん?なんだ?」


「小さい胸が好きな奴もいると思うぞ」


「……そうか、悠真はそっちが好きだったか」


「そういうわけじゃねぇ」


「悠真君!君丈君!遅いよー早くー!」


こんな時間がいつまでも続けばいい。

なんだかんだこんな日常が大好きだったんだ。




◇◇◇




二人のおかげで一旦考えるのをやめてゆっくり寝る事が出来た。

なんだか気分がいい。

姫野川の事は関わらなければ何もないだろう。

ならば俺はいつもの皆でいつもの日常を送るだけだ。


きっと退屈でつまらない日常だと感じる今だって、後になってみれば幸せな時間だったって思うはず。

だから気にする必要はない。

俺はいつもの日常を謳歌すればいい。































そう思っていた。































「なんだこれ?」


登校すると靴箱に手紙が入っていた。

一瞬期待がよぎる。

だが宛名も差出人の名前もない。

もしかしたら下駄箱を間違っただけかもしれない。


期待するだけ落胆はでかい。

ここは一旦冷静になるべきだ。


「とりあえず開けてみるか」


シンプルな手紙タイプの封筒。

中身は折られた一通の白い手紙。

折られているので中身はわからないが、一見すると内容がびっしり書き込まれてはいなさそうだった。

ゆっくりと折りせんから手紙を開いていく。











『お前のせいだ』











その一言のみだった。


「なんだよこれ……」


明らかに脅し的な意図を感じる。

考えられるとしたら姫野川の警告だろう。


「だけど何もしてないぞ」


幼なじみの君丈にも、縷々にも話してはいない。

それ以外の人にももちろん話していない。

何も覚えがないのに『お前のせいだ』と言われても困る。

完全に濡れ衣だ。


「姫野川に聞いてみるべきか……?でも話すこと自体藪蛇な気がするんだよな……」


だが誤解をしているなら早く解いた方がいいだろう。




教室に着くと、姫野川はすでに自分の席に座っていた。

こちらに見向きもしない。

話す意思はなさそうだ。

だがこっちには正さなきゃいけないものがある。


「ひめのが―――」


「悠真、縷々のやつ知らね?」


話しかけてきたのは君丈だ。

君丈と縷々は俺と違って部活に入っている。

朝いない事は別に珍しくもない。


「知らねぇよ。部活じゃないのか?」


「んー……もうHR始まりそうなんだけどな。あいつ寝坊したとかじゃなきゃいいけど」


「はーい、HR始めますよー」


その時ちょうど担任が入ってきた。

いつもと同じ調子で生徒を席に着かせる。


縷々は寝坊か、もしくは部室で寝ているのかもしれない。

HR中にこっそり連絡してみるか。











「今日は……えっと……少し残念なお話からです」











担任の目を盗んで縷々の連絡先を探す。











「えっとね……埜口さん……埜口縷々さん…が……」











それは縷々にメッセージを送ろうとしていた時だった。





















「埜口縷々さんが、事故に合われたため欠席です……」









































今なんて言った?









































この日から俺の日常は崩壊していった。































◇◇◇




俺はすぐに病室に駆け込んでいた。

担任が言うには命に別状はないらしい。

だが、事故の時に強く頭を打ったのか意識が戻らない。

数日は様子を見たら目が覚めるかもしれないという事だ。


「なんでだ……なんで縷々が……」


犯人は捕まっていないようだ。

縷々の家の近くは人通りも少ない。

目撃者がいないんだろう。

もちろん防犯カメラなどあるはずもない。


「くそ……………」


別に死んだわけではない。

でも俺には一つの答えがあった。

これは俺が巻き込んだ結果だ。

罪悪感と共に、怒りが沸々と湧き上がる。


俺が何をしたって言うんだ。

もし俺が何かをしたんだとしても、縷々を襲うのは間違ってる。

こんな事ならとことん問い詰めてやった方がよかった。


何を抱えているのか知らないが、あいつの事情とやらに縷々が巻き込まれたのは許せない。




何時間が立っただろう。

日は落ちかけて、夕方になっていた。


君丈は病室に訪れていない。


あいつはきっと犯人を捜しているんだろう。

そう言う奴だ。


優しそうな面して大切なものが傷つけられた時は真っ先に手が出るタイプだ。

あいつにSAは無いが、きっと無茶はしない。

君丈が犯人を見つけたらそいつをぶん殴ってやる。


それに実行犯じゃなくとも、俺には心当たりがある。

その証拠も―――


「あれ……ない……」


ポケットに入れてたはずの手紙がない。

病院に来た時に慌てて落としたのかもしれない。


「くそ……あれを警察に渡せば指紋なり取れたかもしれねぇのに……」


証拠になったかもしれない物を無くしてしまうなんてなんて失態だ。


「とりあえず姫野川に問いただすか」


「私に用事?」


その声に振り向くと病室の扉の前に姫野川が立っていた。

なぜいるのか、これはお前の仕業なのか。

色々聞きたい事はあった。


だが声は出なかった。


「ノックはしたからね。あんたが気づかなかっただけ。それだけは言っておくわ」


「……なんでお前がここにいる」


やっと絞り出した声はひどく震えた声だった。

昨日の光景もまだ記憶に新しい。

俺はこの少女に恐怖しているのかもしれない。


だがそんなの関係ない。

こいつは縷々に危害を与えた犯人かもしれないんだから。


「なんでって……クラスメイトのお見舞いに来たら駄目なの?」


「クラスメイト?まだ知り合って3日だぞ?お前が何を気にするんだよ」


「……………」


普段のお嬢様の顔でもなく、助けてくれた優しい雰囲気でもなく、昨日の冷血な顔でもなく、ただそこにいたのは悲しげに佇む一人の女の子だった。


「その……昨日はやりすぎたわ……ごめん……」


「やりすぎた?そうだな、お前はやりすぎた。お前がどんな理由で縷々を傷つけたんだとしても俺は許さねぇ」


「ち、ちがっ!………ここじゃ他の人もいる……外で話しましょう」


「……………わかった」


俺もここで騒ぐつもりはない。

最悪俺は姫野川にSAを使って攻撃する事になる。

ここではいろんな人に迷惑をかけてしまう。

何より縷々をこれ以上傷つけたくない。




病院から少し離れ、人気のない公園にやってきた。

ここら辺は過疎化の影響で人は少ない。

話しを聞かれることも暴れたとしても迷惑にはなりづらいだろう。


「それで?何が違うって言うんだ」


「……話を聞いてくれるのね。ありがとう」


「いいから話を続けろ」


「……まずはこれ。あなたのでしょ」


姫野川が手にしていたのは俺が落としたと思っていた手紙だ。

なんでこの手紙を姫野川が持っている?

そもそもなんで俺に返す必要があるんだ?


「桂木君が駆けだした後、手紙を落としたのが見えてね。中身を見るつもりはなかったんだけど見えてしまって……」


「それは……別にいい。でもお前がこれを送ったんだろ?」


「信じられないかもしれないけど、それは私じゃない。……でも私も関係はしてる……と思う」


「どういう事だ」


簡単には信じる事はできない。

だが、自分から関係あると言いだす理由もそれだとわからない。

警戒はしておく必要はあるが、話を聞く価値はあるだろう。


「えっと……どっから話せばいいかな……。まず私がこの町に来たのは一人の人……育ての親……というか……とにかく人を探す為に来たの」


やけに歯切れが悪い。

特別な関係なのだろうが、今はそんな事は関係ない。


「そいつが犯人だと?」


「それも違う。でもその人に関係があるの。それにむしろその人が見つかったら埜口さんの症状も治せると思う」


「縷々の症状が直る?その人は医者なのか」


「えっと……そうじゃないんだけど……」


どうにも要領を得ない。

姫野川は一体何の話をしようとしてるんだ。


「……成神市って神の伝承が多いでしょ?」


「それがなんだ。いい加減適当な話でごまかすのはやめろ」


いつまでも話が進まず、いい加減腹が立ってくる。

しばらくの沈黙の後、俺が痺れを切らす直前、姫野川は口を開いた。


「信じてもらえないかもしれないけど、私が探してるのは神なの……」


「……………」


時が止まる。

重苦しい沈黙がその場を支配した。


俺の中で姫野川の印象がまた変わっていく。

こいつは『頭のおかしい妄想壁野郎』だと。


「もういい。お前と話す価値がない事はよく分かった」


「違うの!待って!信じられないかもしれないけど話を聞いて!」


「何を聞けって言うんだ!探し人が神?じゃあ神社にでも行ってろよ!それが縷々の事と何が関係あるって言うんだ!」


姫野川が何を探しているのかなんてどうでもいい。

神が存在してようと存在してなかろうと、今の俺とは何も関係ない。

確かに神を探せたら縷々の症状もよくなるかもしれない。

だがそれがなんだって言うんだ?

神様を探してみんな幸せになりましょうってか?

そんな宗教の勧誘なら他でやれよ!


全部言いたかった。

全てをぶちまけてぶつけてやりたかった。

少しでも腹いせに。

でもその瞬間は来なかった。

それは姫野川がさらに突拍子もない事を言ったからだ。


「埜口さんがその神の一人なの!」


「……………は?」


再び静寂。

俺の怒りは急激に冷めて行く。

俺は完全に姫野川の話しを聞く気を無くしてしまった。


縷々が神?そんなわけはない。

そもそも縷々が神だとしたら縷々は誰が助けると言うのだ。


「無駄な時間を過ごした」


「最後まで話を聞いてっ!桂木の友人が神だから狙われたの!この前の時に……私と桂木が協力関係にあると思われてばれたんだと思う……だからっ!」


「だからなんだってんだ」


「だから……協力させて……私が必ず犯人を見つけ出すから……」


「姫野川に何の関係がある。姫野川の話しがもし本当だったとして、縷々は神だから襲われただけだろ」


「だから私が―――」


「お前には関係ない」


「っ…………」


この前の意趣返しだ。

いや、これはただの意地悪だ。

あれも姫野川なりの優しさだったのかもしれない。

だが俺にはもう一人の仲間もいる。

それに本当に姫野川のせいなら、君丈まで危なくなる可能性もある。


「だ、だけど……私は……」


「姫野川。お前は自分の罪悪感を晴らしたいだけだ。お前の贖罪に付き合う気はない」


俺はその場を後にするために歩き出す。

それを止めるように俺の肩を掴む姫野川。


「桂木……お願いだ……もう私だけの問題じゃないんだ……昨日の事は謝る……だから……お前を守らせてくれ……」


その言葉に俺は足を止める。


「守らせてくれ?確かに姫野川なら俺を守れるんだろうな」


振り返り、姫野川の顔を見た。

その顔は今にも泣きそうな顔をしており、今まで一度も見た事の無い顔だった。

だが、その顔に俺は心を揺さぶられることはなかった。


「お前の協力はいらない」


愕然とする姫野川。

俺は肩を掴んでいた姫野川の手を振りほどいてその場を後にした。


それは昨日とは完全に逆の立場だった。




一章

 二幕【姫野川という少女】

    ―完―




どうも、零楓うらんです。

今回の二幕はいかがでしたでしょうか?

一幕は始まりの始まりとするなら、今回の話しは始まりの出来事と言った所でしょうか。

一幕とは逆の立場となった悠真とありす……三話でその関係性はどうなるのか……。

縷々の安否は……!?

是非この後も読んでいただけると嬉しいです!

では三幕でまたお会いしましょう!

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