da capo.
どれだけ伸ばしても掴めぬ光
嗚呼、嗚呼、
君が笑うのはどうしてなの
求めるものが違うこの時代に
足が痛いよ走れないように
言霊で縛りつけた
笑える世の中なんて
そんなの関係ないの
だって要は自分の感じ方でしょ?
どうにだってなるじゃないか
曇りきった空だからって
悪いんじゃない
君が笑ってないからって
悪いんじゃない
表面しか見れない
お前が悪いの
って言いたいのに
どうしても声が出ない
金切り声なら散々だ
もう聞き飽きた
いっそカナリアのように
高らかでもいいじゃない
澄みきった青空にだって
嫌な事あるの
笑ってる君にだって
嫌な事あるの
嗚呼!嗚呼!
いくら嘆いてもさえずりにしか
ならないこの世界は
心理的思念体考狂時代に
囚われてさえずり聞かせるの
嗚呼...嗚呼...
叫び続けるならば
「ど う か 幸 せ に」
どうやったって手に入らない
そんなの知ってたよ
嗚呼、嗚呼、
どうしたら涙流せるの
生きるのと死ぬのと変わらない
今に僕を縛りつけて
君も縛りつけたらどうなるかな
腱と大腿を断って
いっそ歩けなくしてしまおうか
歪んだ思想しか浮かばない
そんな僕を許してなんて言えないよ
重たい瞼閉じたって
見えるものは変わらないよ
瞳を凝らし続けても
見えるものは変わらないよ
内面見ろなんて
言わないよ
簡単に見えるものじゃないからね
声が出ないんじゃなくて
聞こえてないの
知識欲を得た生命程
貪欲で狂気なものなんてないんじゃない?
つまりは人間(僕ら)
どしゃぶりの雨にだって
思うところあるよ
久方ぶりに泣いた僕にだって
思うところあるよ
嗚呼!嗚呼!
世界は歪みを叫んだ人々を怨み
人々は叫べる世界を妬み
ループされる記憶
嗚呼...嗚呼...
嘆き続けるならば
「ど う か 幸 せ に」
嗚呼!嗚呼!
既にはちきれたこの頭に
そんなカナリアみたいな声あげないで!
嗚呼!嗚呼!
空っぽの脳みそに儚さを与えよう
そうすれば少しは分かるだろう?
どれだけ伸ばしても掴めぬ光
嗚呼、嗚呼、
君が笑うのはどうしてなの
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無限ループに気付かない僕ら
嗚呼、所詮ただの廃人か