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「老化/若返りの一撃しか持ってないけど、モンスター限定で仲間がどんどん増えます」  作者: nekorovin2501


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【第6話 王都召喚と赤ちゃん軍団の初お披露目】

ギルドに王都からの豪華な馬車が停まった日、

俺たちは完全にパニックになった。

「ユウキ様、王命によりただちに王都へご召喚です!」

王宮騎士が真顔で言う。

後ろには金ピカの馬車が三台。

リリアが小声で囁く。

「ユウキさん……王都ですよ。王都。

 王様に赤ちゃんモンスター見せたら、どうなるか……」

俺も想像して青ざめた。

でも断れない。

赤ちゃん軍団は大はしゃぎ。

モミジが馬車の車輪に登ろうとして、

ルビーが空を飛び回って、

タコ丸が騎士の兜に吸盤でくっついて、

ピヨが「ぴよぴよ♪」って頭に乗ってる。

騎士さんたち、完全に困惑。

「……こ、これが噂の赤ちゃん軍団……?」

「不死鳥が……ひよこだ……」

結局、馬車に乗り込んで王都へ出発。

道中、赤ちゃんたちは窓から外を見て大興奮。

ルビーが火をぷすぷす吐いて(弱いけど)、

ピヨが小さな炎をまとって「ぴよ♪」。

王都に到着すると、城門から大広間まで人だかり。

貴族、騎士、魔術師、冒険者、みんな野次馬。

王宮の大広間。

玉座に座る王様(50代くらい? 威厳あり)と、

隣に立つ王女様(めっちゃ美少女)が俺たちを待っていた。

王様が厳かに口を開く。

「ユウキよ。不死鳥を赤ちゃんにしたと聞くが本当か?」

「本当です」

俺がピヨを差し出すと、

大広間がどよめいた。

「ぴよ……?」

ピヨが王様に向かって可愛く首を傾げる。

王様の目が、完全に緩んだ。

「……くっ、可愛い……いや、そうではない!」

王女様が立ち上がって、目をキラキラさせて近づいてきた。

「これが……元不死鳥!? 触ってもいいですか!?」

「どうぞ」

王女様がピヨを抱き上げて、頰ずり。

「ふわふわ……温かい……最高……」

周りの貴族たちも我慢できず、

モミジ、ルビー、タコ丸を順番に撫で始める。

大広間が完全に癒し空間に。

リリアが俺の袖を引っ張る。

「ユウキさん……王族まで堕ちました……」

王様が咳払いして、なんとか威厳を取り戻す。

「こほん! さて、ユウキよ。

 お前の力は王国にとって宝だ。

 魔王軍の脅威が迫っている今、伝説級モンスターを味方にできる力は無敵に近い」

俺は少し考えて答えた。

「協力します。でも、条件があります」

「言ってみよ」

「赤ちゃんたちは戦力じゃなく、仲間です。

 無理に戦わせたり、実験したりしないでください」

王様が笑った。

「約束しよう。お前たちを『王立赤ちゃんモンスター保護隊』に任命する。

 専用の屋敷と保育施設も用意する」

王女様が手を挙げた。

「私も毎日遊びに行っていいですか!?」

「……構わん」

完全に私情だろ、これ。

その夜、王都の屋敷に案内された。

広大な庭付きで、赤ちゃん軍団が走り回れる最高の環境。

就寝前、俺はみんなを集めて話した。

「ここから本番だぞ。

 魔王軍に脅かされてるモンスターもたくさんいるはずだ。

 俺たちで、救えるだけ救おう」

モミジが「きゅう!」

ルビーが「きゅるる!」

タコ丸が「ぷにゅ!」

ピヨが「ぴよ♪」

全員が元気よく返事した。

窓の外、王都の夜空に星が輝いている。

遠くで、何か巨大な気配を感じた気がした。

──きっと、次に救うべき大物だ。

俺は微笑んだ。

「明日から、また一人増えるかな」

第6話 終わり。

(次回、王立保護隊結成! そして庭に現れた巨大な影──新メンバー候補登場!?)

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