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「老化/若返りの一撃しか持ってないけど、モンスター限定で仲間がどんどん増えます」  作者: nekorovin2501


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【第4話 赤ちゃん軍団の命名と初任務】

山岳地帯の村からギルドに戻った俺たちは、早速大歓迎を受けた。

「ユウキさん、すごい! 古代竜を赤ちゃんにしたって本当!?」

「見て見て、あの赤い子ドラゴン、尻尾振ってるよ!」

「モミジも可愛いけど、こっちも負けてないねえ」

ギルドの冒険者たちが群がってくる。

赤ちゃんドラゴンは俺の肩に乗って「きゅるる♪」と鳴き、モミジは足元で「きゅう!」と応じる。

完全にアイドル状態だ。

リリアがカウンターから慌てて駆け寄ってきた。

「ユウキさん! また勝手にSランク依頼クリアしちゃったんですか!?」

「まあ、結果的にね」

「結果的にじゃありません! でも……スキルが無制限になったみたいですね」

俺は頷いた。

古代竜にスキルを使った瞬間、頭の中にメッセージが浮かんだんだ。

【スキルレベルアップ:レベル2】

【年齢操作上限:無制限解放】

【今後、意図した年数だけ自由に操作可能】

どうやら、連続使用でスキルが進化したらしい。

これで大物モンスターも一発で赤ちゃんにできる。

ギルドマスターが奥から出てきて、ため息をついた。

「またお前か。報酬は金貨500枚だ。ランクもDに上げる」

「ありがとうございます!」

「それと……この赤ちゃんドラゴンにも名前を付けろ。保護制度のルールだ」

俺は赤ちゃんドラゴンを見て、考えた。

赤い鱗、元は古代竜。

「じゃあ、『ルビー』でどうだ?」

「きゅるるー!」

ルビーが喜んで飛び跳ねた。

いい反応だ。

ギルドマスターが頷く。

「よし。で、お前らのパーティ名はどうする? 赤ちゃんモンスターが増えてるんだろ」

「パーティ名?」

「そうだ。『ユウキの赤ちゃん軍団』とかどうだ?」

俺とリリアが同時に吹き出した。

「それ、ネタっぽすぎる……」

「でも可愛いかも……」

結局、正式パーティ名は『慈愛の守護者たち』に決まった。

通称『赤ちゃんパーティ』だけどな。

その夜、宿屋で俺たちは作戦会議を開いた。

モミジとルビーがベッドでじゃれ合ってる中、

リリアが地図を広げる。

「ユウキさん、次の依頼を考えましょう。

 スキルが無制限になった今、どんな大物も狙えますよ!」

「そうだな。毎日一匹ずつ赤ちゃん増やすか……」

ルビーが「きゅる!」って同意した。

翌朝、ギルドの掲示板に新しい依頼が。

【Aランク依頼:湖の怪物退治】

【報酬:金貨300枚】

【詳細:巨大クラーケンが湖を支配。年齢不明だが、数百年は生きてる。討伐求む】

俺たちは即受注した。

湖畔の村に到着すると、水面が不気味に揺れている。

「グジャアアアア!!」

触手が飛び出してくる。

巨大クラーケン、推定年齢800歳。

俺は右手を翳した。

「今日の一発だ。若返りの一撃──マイナス八百年!」

青白い光が湖を照らす。

クラーケンの巨体が縮み、触手が短くなり、

最終的に……手のひらサイズのミニクラーケンになった。

「ぷにゅ……?」

ミニクラーケンが水面から飛び出して、俺の手にくっついた。

吸盤がぴたぴたして可愛い。

村人たちが拍手喝采。

「また赤ちゃんに!?」

「ユウキさん、神様だ……」

リリアが笑う。

「これで三人目ですね。名前は?」

「『タコ丸』でどうだ?」

「ぷにゅ♪」

タコ丸が喜んだ。

帰り道、俺の肩にルビー、足元にモミジ、手にタコ丸。

リリアが感心して言う。

「本当に軍団になってきた……」

俺は空を見上げた。

「これから、どんな赤ちゃんが増えるかな」

赤ちゃん軍団が一斉に「きゅう!」「きゅる!」「ぷにゅ!」と鳴いた。

第4話 終わり。

(次回、スキルレベルアップと大物モンスター登場!?)

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